復興庁は27日、2013年11月14日時点の「全国の避難者等の数(所在都道府県別・所在施設別)」を発表した。

同庁では、各地方公共団体の協力を得て、避難者等の所在都道府県別・所在施設別の数を把握し、公表している。

全国の避難者数は27万7,609人で、前回(2013年10月10日時点)から4,502人減少した。施設別に見ると、住宅等(公営住宅、仮設住宅、民間賃貸住宅、病院含む)が前回比4,280人減の26万3,383人、その他(親族・知人宅等)が同740人減の1万4,211人、避難所(公民館、学校等)が同52人減の15人となった。

避難先の自治体は、全国47都道府県の1,185市区町村(前回比4自治体減)。都道府県別の避難者数は、宮城県が前回比1,488人減の9万3,675人、福島県が同1,270人減の8万8,654人、岩手県が同477人減の3万6,348人、山形県が同515人減の6,518人、新潟県が同68人減の4,898人、秋田県が同20人減の1,117人、青森県が同7人減の807人となった。

所在都道府県別の避難者等の数【概要】(出典:復興庁Webサイト)

東北以外の地域では、関東が前回比588人減の3万639人、近畿が同9人減の3,776人、九州・沖縄が同29人減の3,217人、東海北陸が同11人減の2,722人、中国が同9人減の1,982人、四国が同2人増の482人となった。

自県外に避難している人は、福島県が4万9,554人、宮城県が7,250人、岩手県が1,505人だった。