調査会社の英Canalysは11月26日、タブレットとPC市場に関する最新の予測を発表した。デスクトップとノートPCの出荷台数が減少する中でタブレットは好調だが、今後もこのトレンドは継続、2014年にはタブレットはPCの出荷台数を上回ると予測している。AppleとSamsungが市場をリードするが、Microsoftのシェアも増えそうだという。

Canalysの定義では「PC」はデスクトップ、ノートPC、タブレットを含む。2013第3四半期(7月~9月期)、世界のPC市場は18%増加したが、デスクトップとノートPCは縮小、増加をもたらしたのはタブレットだった。同期のタブレットはPC市場の40%を占めるに至ったが、2014年にはこの比率がさらに拡大して50%になると予想しており、デスクトップとノートPCを上回るとしている。台数としては、2014年のタブレット出荷台数は2億8500万台、2017年には3億9600万台の予想だ。

ベンダーについては、Appleのリードは「iPad Air」と最新の「iPad mini」の発表により第4四半期も継続すると見ている。デスクトップとノートについても他社が減少傾向にあるのに対し、Appleは安定しているとする。一方で、高い収益性を維持し価格競争に走らない同社の戦略により、タブレットを含むPC市場全体のシェアは減少すると予想する。

成長のエンジンはAndroidで、2014年には全体の65%のシェア(台数ベースでは1億8500万台)を占めると予想している。ここでのトップはSamsungで、第3四半期にはAndroidタブレットの27%がSamsungだった。だがAcer、Asus、Hewlett-Packard(HP)と多数のベンダーがAndroidタブレットを投入することで、市場の勢力図に変化が出ると予想している。

「Surface」でハードウェアに進出し、Nokiaを買収したMicrosoftについては、2012年には2%だったシェアが2014年には倍増し5%になると予想している。だが、「Windows Phone」と「Windows RT」の共存をどうするのかなどの課題も指摘している。

2014年はタブレットの出荷台数はノートPCとデスクトップの合計と同じに。(出典 : Canalys)