日立ソリューションズは、EV(電気自動車)の充電インフラ事業に必要な管理機能を提供するクラウド型EV充電インフラ管理サービス「emforest/EV(エンフォレスト/イーブイ)」において、11月27日から、充電網整備推進機構が運営する充電ネットワークサービス「チャデモチャージ」と連携すると発表した。

「emforest/EV」と「チャデモチャージ」の連携システム 概要図

「emforest/EV」は、商業施設や観光施設などのEV充電事業者に向けて、充電器の利用状況や課金情報の管理、充電器の遠隔監視や遠隔保守、24時間対応のコールセンターなどEV充電インフラ管理に必要な機能を導入、構築から運用までクラウド型サービスにてワンストップで提供するサービス。

「チャデモチャージ」は国内最大級の充電ネットワークサービスとなっている。

両サービスの連携により、「チャデモチャージ」カードでの利用者認証が可能となり、「emforest/EV」を利用するEV充電事業者は、「チャデモチャージ」に入会しているEVユーザー向けに充電器利用サービスを提供することが可能となる。これにより、利用者の大幅な拡大を図ることができる。

また、「emforest/EV」に対応する充電器のラインアップにデルタ電子の急速充電器を追加し、EV充電事業を実施、または参入を検討する事業者や、充電器設置を検討している事業者は、多様なニーズに対応した充電インフラ構築が可能となる。