『のんのんびより』メインビジュアル

10月よりテレビ東京系ほかにて放送されているTVアニメ『のんのんびより』を通じて、現在「のんのんびより現象」と呼ばれるプチ社会現象が巻き起こっているという。

『のんのんびより』は、あっと原作のスローライフ・コメディで『月刊アライブ コミックス』(KADOKAWA メディアファクトリー刊)にて連載中。全校生徒がたった5人しかいない旭丘分校を舞台に、田舎ならではの"なんにもない"毎日の楽しさを描いた物語。TVアニメは現在放送中で、オリジナルアニメDVDの制作も決定している。また、原作は6巻まで発売中で、11月に全巻重版されるという好調な売れ行きをみせている。

本作を見たコミックやアニメのファン層からは、「味噌汁の具にトマトを入れるとはド肝を抜かれた! 田舎ってスゲー!」(17歳・男性・学生)、「ゆっくりすぎる時間の流れに癒されます」(22歳・男性・学生)、「たまにはSNSやスマホを忘れて、田舎でのんびりしたくなった」(31歳・男性・会社員)など、田舎への憧れを抱き始める感想が多く寄せられているという。

コミックス売れ行き好調につき、「鬼積み」展開しているアニメイト秋葉原の店頭

また、この作品はフィクションであり、特に舞台設定などは決められていないが、日本各地の町村役場に「『のんのんびより』の舞台は、そちらですか?」という聖地探しの問い合わせ電話を掛ける熱烈なファンも登場しているらしい。

WEB上では、旭丘分校の最年少である小学一年生の宮内れんげがあいさつ代わりに発する「にゃんぱすー」という台詞が話題となっており、さまざまな視点で漫画を取り上げるサイト「まんがStyle.」が、実際にあるニャンパスという会社へ突撃インタビューを行うというちょっとした社会現象が巻き起こっている。

TVアニメ『のんのんびより』は、毎週月曜日26:05~テレビ東京ほかで放送中。

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