SOLID GOLDは11月22日、米Zeepro製の最大2色の出力が可能なデュアルヘッドを搭載した個人向け3Dプリンタ「Zim」の予約販売を同社Webサイトより開始した。12月31日までのキャンペーン期間中に予約すると12万9800円(通常価格は15万9800円)となり、発送は4月中を予定している。

Zimはサポート材の利用にも対応し、隙間の多い造形や中身が空洞になっている造形を作ることが可能

Zimは、ノズルを2本搭載して最大2色のカラー出力ができるWi-Fi内蔵の3Dプリンタ。PVA(サポート材)の利用にも対応し(PVA使用時は1色での作成となる)、PVA非対応の3Dプリンタでは難しかったギアボックスや可動式のチェーンといった空洞部分のある3Dモデルの作成も可能となる。

また、本体にビデオカメラを内蔵し、3D出力中の様子をスマートフォンに転送してリアルタイムに再生するといったユニークな使い方も可能。さらに、日本語の取扱説明書を同梱し、技術的な質問や故障の対応、消耗品の販売などを日本語で対応するなど、あまり3Dプリンタに詳しくない人でも安心して使えるようにサポート面も重視する。

そのほかの主な仕様として、最大出力サイズは149mm×149mm×149mm、積層ピッチは80μm、対応する素材はPLA、ABS、PVA。PC側の対応OSは、Windows8.1以上、MacOS10.9以上、iOS7.0.4以上(windows 7、AndroidOSは検討中)、Windows 8.1の場合は、OSの3Dプリント機能にも対応してプラグ&プレイにも対応。同梱物はPLA黒・白、PVAが各1つずつ、日本語マニュアル、製品保証書が付属する。

本体にはビデオカメラを搭載し、3D出力中の様子の映像をスマートフォンで観るといった使い方が可能となる