女優の剛力彩芽、優香、山本美月らが20日、都内で行われた映画『黒執事』(2014年1月18日公開)の完成報告イベントに出席した。

映画『黒執事』のイベントに出席した剛力彩芽

映画の完成を記念して行われたこの日のイベントには、剛力彩芽、水嶋ヒロ、山本美月、優香といった主要キャストと大谷健太郎監督が出席した。水嶋は、女優陣のブラックドレス姿に「こんな人が世の中にいるんだなと。本当にすてきです」とメロメロの様子。4人はリムジンで会場入りすると、レッドカーペットを歩きながら、詰めかけた観衆からの声援に笑顔で応え、握手やサインなどファンサービスも積極的に行っていた。

本作は水嶋にとって3年ぶりとなる主演復帰作。月刊『Gファンタジー』(スクウェア・エニックス刊)で2006年から連載中の枢やなの同名コミックを原作に、知識、教養、立ち居振る舞い、料理の腕前から戦闘能力に至るまで、すべて完璧で冷酷な美しい執事・セバスチャン(水嶋ヒロ)と、彼が仕える主人・幻蜂清玄(剛力彩芽)を中心に、究極のアクションとミステリーを描き出した。

剛力が演じるのは男装の麗人役・幻蜂清玄。「男として生きてる覚悟がある役なので、その中でどのように男らしく見せるか悩みました。歩き方ひとつでも、ちょっと違えば女の子に見えてしまうので」と難しい役柄だったようで、当初は声の低さを意識しつつも監督からの「そんなに意識しなくていい。気持ちを大事に」というアドバイスでリラックスして撮影に臨めたのだという。

また、主演の水嶋が執事役ということもあり、司会者が女優陣に「セバスチャンのような執事にしてもらいたいことは?」と質問。剛力は「執事という存在が苦手なんだと思います」と打ち明け、「何かをお願いというよりかは一緒に遊んでほしい」とコメント。優香は「水嶋さんといえば良い声なので、その声で起こしてほしい」、山本は劇中で豪華な食事が用意されていることに触れ「ご飯を作っていただきたいです」とそれぞれリクエストしていた。

左から大谷健太郎監督、優香、水嶋ヒロ、剛力彩芽、山本美月