Alteraは11月19日(米国時間)、MegaCore IPライブラリに、4つのIPコアを新たに追加し、IPコアポートフォリオを強化したと発表した。

新たに追加されたIPコアは、100G Interlaken、100G Ethernet、40G Ethernet、および10G Ethernet IPの4つ。InterlakenおよびEthernet IPコアは、その他の標準インタフェースIPと同様、すでに提供が開始されており、開発ソフトウェアの最新版「Quartus II v13.1」によって完全にサポートされている。

MegaCore IPライブラリに含まれているすべてのIPは、シリコン上で評価・実証されている。これらのIPコアは、15%のタイミングマージンにより、一層高速なタイミング収束を実現している。これにより、複数のIPコアをデザインに迅速に統合することができる。新しいInterlakenおよびEthernet IPコアは、FPGA「Stratix V」ならびに第10世代FPGAおよびSoCでの使用に最適化されている。20nm FPGA「Arria 10」に実装されたこれらのクラス最高IPコアは、現在、アーリーアクセスソフトウェアによって活用することができる。

今回発表された4つのIPコアのうち、100G Interlaken IPコアは、ソフトPCSを利用して200ns未満の往復レイテンシを実現している。100G Ethernet IPコアは、従来の100G Ethernet IPより55%小型化され、160nsの往復レイテンシを実現。競合の100G Ethernet IPコアと比べて、70%の低レイテンシ化を達成している。40G Ethernet IPコアは、既存の40G Ehternet IPコアと比べて、40%のリソースエリア削減と、60%の低レイテンシ化を実現している。10G Ethernet IPコアは、どの既存の10G Ethernet IPコアに対しても、20%のリソースエリア削減と、24%の低レイテンシ化を実現している。