本田技研工業(ホンダ)は20日、「第43回東京モーターショー2013」にて、SUVの力強さ、クーペのあでやかさ、ミニバンの使いやすさを兼ね備えるという新ジャンルのクルマ「ヴェゼル(VEZEL)」の市販予定車を公開した。発売は12月20日を予定している。

東京モーターショーにて披露された「VEZEL HYBRID」

「ヴェゼル」では、ロアボディでSUVの安定感を、アッパーボディでクーペライクなスタイリングを表現。2つのスタイリングをシャープなキャラクターラインで融合することでエモーショナルなデザインとなり、インテリアはフロント席でクーペのようなパーソナルで上質な空間を創出しながら、リア席ではミニバン並みの快適性と使いやすさを実現した。

国内では、1.5リットルの直噴エンジンに高出力モーターを組み合わせた「SPORT HYBRID i-DCD」搭載のハイブリッド車と、1.5リットルの直噴エンジンを搭載したガソリン車を投入。新世代パワートレイン技術により、力強い走りと低燃費を実現するとしている。なお、詳細な情報の発表は発売日前日の12月19日を予定しており、エクステリアデザインは同社ウェブサイトにて先行公開が行われている。