スマホアプリを毎日使っている人は4割

スマートフォンユーザーに特化したマーケティングリサーチ事業を展開するリビジェンはこのほど、「Facebookアプリでの広告」についての調査結果を発表した。同調査は、スマートフォンでFacebookアプリを利用している全国の10代~30代の一般男女を対象として実施。403名から回答を得た。

Facebookアプリでの広告表示は「不快」が半数以上

「現在、どのくらいの頻度でスマートフォンアプリのFacebookを利用しているか」と聞いたところ、「毎日」が39.7%、「ほぼ毎日」が24.3%、「1週間に数回程度」が21.6%、「1か月に数回程度」が8.7%、「ほとんど利用しない」が5.7%だった。

Facebookアプリの広告は、不快と感じる人がやや多い

「Facebookアプリでの広告表示は、あなたにとって不快になるか」との問いには、「少し不快になる」は32%、「どちらともいえない」は26.3%、「不快になる」は20.8%、「あまり不快にならない」は13.6%、「不快にならない」は7.2%で、不快に感じる人が多くいることが分かった。

「不快になる、少し不快になる理由」については、「興味がないので邪魔でしかない」「誤タップも多いし、スムーズにニュースフィードを読むことができない。広告自体も不愉快な要素になる」「友達の投稿を見たい時には不要なので。自分にとって必要のない広告があるため」などの声があがった。

対して「不快にならない、あまり不快にならない」と回答した人からは、「広告や情報などは読んでいても楽しいものばかりだから。人の迷惑になるような事が書いてある広告は不快になります」「邪魔にもならないし興味のある広告も結構あって見ていて楽しい」「特に気にした事がない」などの声が得られた。

広告に「いいね!」を押した経験がある人は4割

広告に自分の意志で「いいね!」した人は4割

「Facebookアプリに掲載されている広告に、自分の意志で『いいね!』を押した事があるか」を聞いたところ、「ない」は60.5%、「ある」は39.5%だった。

「ない」と回答した人に理由を聞いたところ、「足跡を残すのは好きじゃない」「友達に見られるのが嫌だから」「勧誘等がありそうだから」との回答が得られた。対して「ある」と回答した人からは、「自分の好きなブランドだったから」「今後使ってみたいと思う内容のものだったから」「クーポンなど使える情報や、自分の興味のある分野の広告があったので」などの声があがった。

意図せず「いいね!」した経験のある人は3割

なお、「Facebookアプリに掲載されている広告に"間違えて"もしくは"知らぬ間に"いいね!を押してしまった経験があるか」との問いでは、「ない」が41.2%、「ある」が31%、「覚えていない」が27.8%だった。

広告を見てアプリをダウンロードした経験がある人は16%

広告を見てアプリをダウンロードした経験がある人は1割台

「Facebookアプリに掲載されているアプリの広告を見て、見た直後にそのアプリをダウンロードしたことがあるか」を聞いたところ、「ない」は83.9%、「ある」は16.1%となった。「ない」と回答した人に理由を聞いたところ、「興味がないから」「見た直後にはアプリを入れたくないから。もし取るならもう少し時間を置いて取りたい」「まずは、友達の投稿を見ること優先。毎日のように載っている広告だから、スグにダウンロードする必要はない」との回答が得られた。

調査の詳細は「リビジェンの調査リリース」で閲覧できる。