東京急行電鉄が運営する「渋谷ヒカリエ」では14日、クリスマスプロモーション「Shibuya Hikarie Xmas 2013 ~Wonderland~」のメインイルミネーションである「HikarieWONDER TREE」の点灯を開始した。点灯実施期間は12月25日まで。

ライゾマティクスが手がけた「HikarieWONDER TREE」

「HikarieWONDER TREE」は、地下3階から地上4階までをつなぐ「アーバンコア」を中心に展開する、"ツリーの中をのぼっていく"体験が可能となるクリスマスイルミネーション。装飾モチーフに糸を使用し、LEDやライティング機材など多様な光を組み合わせて演出を行うことで、「アーバンコア」の周囲から観覧する人も、エスカレーターを利用する人も楽しめるようになっている。

同イルミネーションは、カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルでのPerfumeのダンスパフォーマンスや文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門大賞に輝いた「Perfume "Global Site Project"」などを手がけるクリエイター集団・ライゾマティクスがプロデュースしたもの。点灯に際し、ライゾマティクスの齋藤精一代表と有國恵介氏は、ツリーの特徴について「当社の強みを生かし、さまざまな人が行き交うアーバンコアに"生きている空間"を表現しました。その空間の中に、今までに無い試みとして"糸"を使用。複雑な吹き抜け空間に4階をゴールとした流れをつくり、日常の中に"非日常的なアトラクション要素"を組み込みました」とコメントした。