ビジネスシーンでよく使われる「コンセプト」。よく耳にするけれど、実際に自分が使う立場になったときに、「この使い方でよかったのか?」とふと疑問に感じることもあるはず。「コンセプト」はどのような意味で使うのが、最も適切なのでしょうか?マイナビニュース会員の方に、ふだんどんなときに「コンセプト」を使うのか調査してみました。



Q.「コンセプト」という言葉を使っていますか?

よく使っている 5.6%
使っている 8.2%
あまり使っていない 52.2%
使っていない 34.0%

■使っている人の意見

よく使っている
・「仕事の方向性を話し合うとき、まず大本の方向性としてコンセプトを決める」(29歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「概念という意味で使う」(29歳男性/電機/技術職)
・「どんな題材か話すときに使っている」(32歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「企画の切り口を"コンセプト"といっています。『今回のコンセプトはスタイリッシュ』とか言われると、使い方違うなって感じ」(29歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

使っている
・「『この企画のコンセプトは?』のように、背景や目的、目指している完成形をたずねるとき」(30歳女性/生保・損保/事務系専門職)
・「売りにしたい部分をコンセプトと言うフレーズを使って説明している」(34歳男性/情報・IT/技術職)
・「顧客を対象にした会話のときなどにでることがある」(36歳男性/医療・福祉/クリエイティブ職)
・「話がぶれそうになったとき」(24歳女性/電機/事務系専門職)

■意味は?

コンセプトの意味は「概念」ですが、コンセプトという言葉をビジネスで使うときには「一貫した概念」や「全体を貫き通す概念」など、「貫く」ことに重点を置いて語られることが多いようです。簡単に使うことも多いですが、貫かせる概念を何にするか考えるのが、一番大変とも言えるでしょう。

今回の調査では企画立案時や、話し合いや会議の場で「コンセプト」をよく使うという意見が見られました。また完成した商品イメージを顧客や取引先に説明するときに、よく使うという意見も見られました。たくさんの人が関わる仕事ほど、「コンセプト」という言葉が必要なのかもしれません。

調査時期: 2013年11月1日~2013年11月3日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性238名 女性262名
調査方法: インターネットログイン式アンケート