アリスタネットワークスジャパンは11月14日、「Arista 7300シリーズ」と「Arista 7200シリーズ」を、同社のSDCN(Software Defined Cloud Networking)向けスイッチ製品群「Arista 7000ファミリ」に追加したと発表した。

「Arista 7250QX 」

両シリーズは、耐障害性の高いアーキテクチャで、拡張性の高いプログラマビリティや、仮想ネットワークを制御する機能を備えながらも、電力効率を向上させ、様々なクラウドやデータセンターでの導入に最適な価格・性能比を実現。

また、Arista EOSを搭載することで、最適な価格、プロビジョニングの自動化、より信頼性の高い、スケールアウトするアーキテクチャを提供。このOSは、単一バイナリ・イメージのネットワークOSで、独自基盤により、ミッション・クリティカルなネットワークでの使用に最適化された状態主導型のマルチプロセッシング・オペレーティング・システムとなっている。

さらに、新たなレベルの性能とポート密度を、耐障害性の高いコントロール・プレーンとともに提供しつつ、次世代のデータセンター向けに最適化されかつリニアなコストモデルで、スプライン・アーキテクチャという、新しい設計モデルを実現する。

Arista 7500Eと7x50シリーズによるリーフ/スパインの二階層のネットワークと同様、ケーブリングの簡素化、サーバの統合、物理ネットワークから仮想ネットワークへの移行、IPストレージ、ビッグデータやその他のビジネスアプリケーションの制御などを、スプライン・ネットワーク上でも行うことが可能。性能や遅延に対する要求の厳しいクラウド・アプリケーションのために、リーフとスパインを一体化させ一階層のネットワークとすることで、運用コストと資産コストを40%削減。この一階層ネットワークは、最大2,000ホストを一つのクラスタに接続して確定的な性能を提供する。

価格は、「Arista 7300シリーズ」10GbEポートあたり$500、「Arista 7200シリーズ」40GbEポートあたり$1,500。