アドビ システムズは、すべてのネットワーク環境から共有メディアへのアクセスおよび管理に対応し、ビデオ プロフェッショナルの協調映像制作を支援する「Adobe Anywhere for Video1.5」を日本で発売することを発表しました。発売時期は12月中旬。

ビデオ プロフェッショナルの協調映像制作を支援する「Adobe Anywhere for Video1.5」の国内販売が12月中旬より開始される

「Adobe Anywhere for Video」は、大規模な協調制作システムでの導入を目的とする、画期的な技術を採用したサーバー製品。同製品を通じて仮想チームを構築し、「Adobe Creative Cloud」より提供している「Adobe Premiere Pro」などのクロスプラットフォーム対応ビデオツールの最新バージョンと連携する。標準的なネットワーク接続が可能な場所であれば、どこからでも映像作品の記録、編集、共有、および仕上げを行うことができる。また、オープンで、かつ既存のインフラの機能を拡張し、標準的なITハードウェア/ソフトウェア/ネットワークと連携するように設計されている。

また、同製品は、「Adobe Mercury Streaming Engine」と「Adobe Anywhere Collaboration Hub」のふたつの主要コンポーネントから構成されており、強力なAdobe Mercury Streaming Engineにより大規模なファイルの転送や複製に多大な時間を費やす必要がなくなり、チームメンバーはどこからでも瞬時にファイルにアクセスすることが可能。そして、Adobe Anywhere Collaboration Hubはプロジェクト間の境界をなくし、複数のメンバーがさまざまなアプリケーションを使い、同じプロジェクトファイルに同時に作業を加えることができる。

なお、同製品は、11月15日まで幕張メッセで開催される「Inter BEE 2013」のアドビ システムズブース(幕張メッセ ホール8/ブース番号8502)で展示される。