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総務省は11月12日、2013年7~9月期の労働力調査結果を発表した。その結果、非正規の職員・従業員の数は1908万人で、前年同期と比べ79万人増加。集計(四半期ごと)を開始した2002年1~2月期以降最多となった。正規の職員・従業員は3295万人で、32万人減少しているという。

非正規の職員・従業員について、現職の雇用形態についた主な理由を男女別にみると、男性では「正規の職員・従業員の仕事がないから」が30.2%と最も高く、女性では「家計の補助・学費等を得たいから」の占める割合が26.2%と、最も高い。

完全失業者は10期連続で減少

完全失業者は261万人で前年同期に比べ19万人減少。失業期間が「1年以上」の者は101万人で2万人減少する結果に。2011年4~6月期以降、10期連続の減少を記録している。

非労働力者4,489万人(前年同期に比べ30万人減少)のうち、就業希望者は429万人で20万人増加となった。就業非希望者は3,981万人で48万人減少。就業非希望者のうち「65歳以上」は55万人増加している。