離れて暮らす親の状況を確認するために使いたいと思う通信・インターネットサービスは?

メディケア生命保険は、親・配偶者・子供がいる40~59歳の男女を対象に「家族の絆と老後の生活に関する意識調査」を実施した。調査は10月18日~22日にかけて行われ、1,000名の有効サンプルを得た。

親の確認に使いたいのは「ケータイ・スマホ」

最近は、シニア層のスマホやインターネットの利用は拡大傾向にあるという。そこで離れて暮らす親の状況を確認するために使いたいと思う通信・インターネット関連サービスを聞いたところ、親と同居していない789名の回答は、1位「ケータイ・スマホの通話機能」(63.2%)、2位「固定電話の通話機能」(57.5%)だった。

そのほか、「Skype(無料通話・テレビ電話機能)」(10.0%)、「LINE(メッセージ・無料通話)」(7.9%)などの回答もあった。フェイスブックやTwitterのメッセージを利用するという割合は1%にも満たなかった。

センサーで親の状況を見守る

次に、離れて暮らす親の状況を確認するために使いたいと思う新しいサービスや商品を聞いた。1位は「親の様子をセンサーによって確認できる見守り・安否確認サービス」(30.4%)、2位は「見守りサービスも行ってくれる食事宅配サービス」(25.0%)、3位は「親の利用状況を確認できる通信サービスを備えた“家電”(電気ポットなど)」(21.5%)だった。

離れて暮らす親の状況を確認するために使いたいと思う新しいサービスや商品は?

子供に状況を知らせる手段に「Skype」も

続いて、自分の老後に子供へ状況を知らせる(確認してもらう)ために使いたいものを聞くと、1位は「ケータイ・スマホの通話機能」(71.1%)だった。

また、「LINE」(19.9%)、「Skype」(17.3%)がそれぞれ約2割を占めている。親の状況確認に使いたいものという質問では、「LINE」や「Skype」の回答率は10%に満たなかったが、自分が老後に子供に状況を伝える手段としては、約20%が「LINE」や「Skype」を挙げている。

離れて暮らす子どもに状況を知らせるために使いたいと思う通信・インターネット関連サービスは?

自分の老後に子供が状況確認で使ってほしい新しいサービスや商品の1位は、「親の様子をセンサーによって確認できる見守り・安否確認サービス」(23.7%)だった。2位は「見守りサービスも行ってくれる食事宅配サービス」(22.8%)、3位は「テレビ電話で状況を確認してくれる自治体サービス」(22.0%)となっている。

ライブ画像や映像で確認してもらうようなサービスは下位にとどまり、自分のプライバシーを確保しつつ見守ってほしいとの思いがうかがえる結果となった。