11月11日、メガソーラーを中心とする環境貢献事業「大阪ひかりの森プロジェクト」の建設工事が完了し、事業を開始したことが発表された。

同事業は、大阪市此花区夢洲の北港処分地の有効活用を目的としてスタートした官民協働の企業参加型環境貢献事業。大阪信用金庫 / ジュピターテレコム / 住友商事 / 住友倉庫 / 住友電気工業 / ダイヘン / 日立造船 / レンゴー / NTTファシリティーズの9社が参加している。

メガソーラーの設置場所となる大阪市此花区夢洲の北港処分地は焼却灰などの埋立処分地で、埋立て完了後も長期間にわたって通常の土地活用が制限されている。同事業では埋立て完了区画を大規模メガソーラーの事業用地として活用する計画で、11月11日に、建設工事の完了および事業の開始が発表された。

メガソーラーの発電規模は10MWで、一般家庭の電力消費量約3200世帯分に相当する。発電される電力は再生可能エネルギーとして固定価格買取制度の対象となり、関西電力を通じて周辺地域に提供される予定。

メガソーラーの設置コストは参加企業が分担しており、発電した電気の売却益はコスト分担割合に応じて各社に分配されるようになっている。

北港処分地の現場写真

北港処分地の所在地