日産自動車は8日、「第43回東京モーターショー2013」(東京ビッグサイトにて23日から一般公開)の出展概要を発表した。世界初公開となるコンセプトカー「ブレイドグライダー」をはじめ、「GT-R NISMO」「デイズ ルークス」を含む参考出品車や、自動運転機能をはじめとする最新の取組み・先進安全技術を、さまざまな展示にて紹介する。

日産のコンセプトカー「ブレイドグライダー」

「ブレイドグライダー」は、グライダーと三角翼をルーツに、効率性と高揚感の両立という新しい「グライディング」プレジャーを提供する次世代EVコンセプトカーだ。

三角翼形状によって路面に吸着するようなダウンフォースを得る一方、極限まで空気抵抗を軽減しつつ、高いコーナリング・加速性能と省電費の両立を実現したという。運転席は車体中央に配し、運転席後方左右に後席を配した3シーターレイアウトを採用することで、滑空する感覚を乗員全員で共有できるようになっている。駆動には、後輪左右独立制御のインホイールモーターを採用する。

「デイズ ルークス」は、「デイズ」シリーズ第2弾となるスーパーハイトワゴンタイプの新型軽自動車で、2014年初頭に日本で発売予定。躍動感のあるエクステリアと、ゆったりとした広さを感じさせるインテリアデザインを実現し、アラウンドビューモニターやワンタッチオートスライドドアといった先進利便装備を採用している。

その他、プレミアムセダン「ティアナ」の3代目となる新型車、高い走行性能や先進機能、環境性能を備えたSUV「エクストレイル」の新型車、衝突回避支援システムなど先進安全装備を標準化したミニバン「セレナ」、エマージェンシーブレーキと踏み間違い衝突防止アシスト搭載により安全性を強化したコンパクトカー「ノート」、スポーティな「日産リーフ エアロスタイル」などを出展。新型「スカイライン」も加わる予定だ。

「第43回東京モーターショー2013」日産のおもな出展モデル

「ブレイドグライダー」

「日産デイズ ルークス

「ノート」

「エクストレイル」

「ティアナ」

「エルグランド」

「セレナ」

「日産リーフ エアロスタイル」