レノボ・グループは7日(香港時間)、2013-14年度第2四半期決算(2013年7月-9月期)を発表した。四半期売上高は前年比で13%増加した98億ドル(米ドル、以下同)、純利益は前年比36%増加した2億2,000万ドル。売上総利益は前年比11%増の12億7,000万ドルで、営業利益は前年比で38%増加した2億8,300万ドルとなった。一株あたり利益は2.12米セント。

第2四半期の製品販売台数は2,900万台で、このうちPC出荷台数は1,410万台。市場シェアは、前年比で2ポイント増の17.7%で過去最高を記録し、PCシェアは世界最大となった(GartnerとIDCの2013年第3四半期データによる)。

地域別の売上高では、特に欧州/中近東/アフリカ地域で前年比26%増の23億ドル、米州地域で37%増の22億ドルと、大きく数字を伸ばした。同グループ世界総売上高の40%を占める中国地域では、1%増の38億ドル、アジア太平洋地域も1%増の15億ドルとなった。

製品別では、ノートPCが世界総売上高の51%を占め、連結売上高は前年比8%増の計50億ドル、市場シェアは2.6ポイント増の18.5%となった。デスクトップPCの出荷台数は1%の増加で、連結売上高は前年比で3%減少した27億ドルとなった。

同社では、モバイル・インターネット・デジタル・ホーム(MIDH)の複合売上が増加しており、継続してビジネスの多角化を図るとする。