キング・カズが再び声優に! 映画『ルパン三世vs名探偵コナン』で凄腕殺し屋

12月7日に公開されるアニメーション映画『ルパン三世 vs 名探偵コナン THE MOVIE』に、キング・カズこと横浜FCの三浦知良選手がゲスト声優として出演することが明らかになった。

コナンとがっちり握手を交わしたキング・カズこと三浦知良選手

三浦選手は、昨年公開された『名探偵コナン 11人目のストライカー』にも本人役で出演しており、2度目の声優出演。今回はルパン三世とは昔からの顔なじみで、次元と腕を並べるくらいの殺し屋、その名も「キング」を演じる。ルパンと同じ色の赤いジャケットを羽織り、なりきるほどに大ファンだという三浦選手だが、本作のスタッフが『名探偵コナン 11人目のストライカー』出演時にそれを聞きつけ、本作の企画を伝えたところ「ぜひ、出演したい!」とラブコールを受けて実現したという。

三浦選手は「キングという殺し屋は、自分とは全然違う容姿で、前回、初めて声優をした『名探偵コナン 11人目のストライカー』の自分役とも正反対の役なので、ギャングらしくしゃべって、演じて、挑戦する楽しみも増えたかなという感じもありました」と、出演の喜びとともに自身の役柄を説明。また、ルパンの魅力については「泥棒だけど、人へのやさしさだったり、愛情だったり、すごく人間っぽいところが、子供の僕から見ても"カッコいい大人"、"憧れる大人"というイメージで見ていました。そんな子供の時からずっと見てきた憧れの存在と共演ができるというのは、とてもうれしかったです」と話しており、このルパンとの絡みのシーンは、ルパン好きの三浦選手のために特別に用意されたという。

三浦選手が演じる凄腕の殺し屋「キング」

アフレコでは、ルパン風の赤いジャケットの三浦選手とともに、本作用に赤ジャケットを着た特別バージョンのコナンくんも登場。ルパン衣装対決でアフレコが行われ「ルパンとコナンは、まったく違うキャラクター、違うストーリーで活躍している二人ですが、非常に頭が切れるという共通点もあり、その二人が競演するというのは、みんなやっぱりゾクゾクワクワクすると思いますし、僕もその中の一人として楽しみにしています。かなり高いクオリティーの戦いとインテリジェンスを感じる作品になると思います」と話していた。

『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』には、俳優の内野聖陽が謎の男アラン・スミシー役、タレントの夏菜が人気歌手エミリオのマネージャー・クラウディア役でゲスト声優として出演。『ルパン三世』と『名探偵コナン』のクロスオーバー作品第2弾で、『ルパン三世』は2011年に石川五ェ門・峰不二子・銭形警部の声優陣が一新されてから初となる新作映画となる。