「レイヤー」という言葉をぱっと聞いて美容院を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、ビジネスシーンでも度々使われることがあります。そこで今回はマイナビニュース会員を対象にアンケートを実施し、「レイヤー」をどのようなときに使っているのかを調査してみました。



Q.「レイヤー」という言葉を使っていますか?

よく使っている 2.6%
使っている 5.8%
あまり使っていない 28.2%
使っていない 63.4%

■使っている人の意見

よく使っている
・「画像編集やインフラ関係の話題で」(29歳男性/情報・IT/クリエイティブ職)
・「ネットワークの話をする時につかう」(34歳女性/ソフトウェア/技術職)
・「ソフトウェアの階層構造や業務の階層構造を指して使う」(53歳男性/電機/技術職)
・「グラフィックソフトの指南などや製作DATA説明時」(57歳男性/情報・IT/クリエイティブ職)

使っている
・「相手の会社の位置づけで使用」(50歳男性/情報・IT/技術職)
・「階級、階層を表すとき」(48歳男性/マスコミ・広告/事務系専門職)
・「CAD、画像処理ソフトを使用しているときに」(45歳男性/電力・ガス・石油/技術職)
・「プレゼン資料のレビューの時。バグ解析のとき」(31歳女性/情報・IT/技術職)

■意味は?

「レイヤー(layer)」とは日本語で層や階層のことです。建築物の階層構造など、上から下までの各クラスがあわさることでひとつのものを形成する場合などに、それぞれのクラスのことを「レイヤー」といいます。形成されるものは物体である必要はないので、組織やコンピュータープログラムに対して使うこともあります。また、同様の仕組みを利用した画像処理ソフト機能のひとつとしても知られています。これはレイヤーを透明な板と仮定して、複数のレイヤーに対して異なる絵を描き、いくつも重ねてひとつの画像にみせる方法です。これにより画像の一部を消したり追加したりする場合は、各レイヤーだけを編集すればよいので加工が容易になるのです。

今回の調査結果で「レイヤー」を使っていると答えたのは8.4%とやや少なめでしたが、プログラムや会社の階級、画像処理など業種や職種によってさまざまな意味で利用されていることがわかりました。前後の会話から「レイヤー」が何を表現しているのかを確認しながら、内容を把握するようにしましょう。

調査時期: 2013年10月12日~2013年10月13日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性238名 女性262名
調査方法: インターネットログイン式アンケート