現在公開中のアニメーション映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』で鹿目まどか役を務める声優の悠木碧と、暁美ほむら役の斎藤千和が3日、大阪府・大阪芸術大学で行われたトークイベントに登壇した。

大阪芸術大学で行われたトークイベントに出席した悠木碧(右)と斎藤千和

大阪芸術大学は、11月2日~3日の期間で『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』とタイアッププロモーションを展開し、「まどか☆マギカ’s Magica」と題したストーリー解説やキャラクター情報、『[新編]叛逆の物語』の制作情報などを展示。今回のトークイベントはその一環として実施された。トークショー第1部では、『魔法少女まどか☆マギカ』で多くの宣材グラフィックデザインを手がけ、自身も大阪芸術大学出身の染谷洋平氏が登壇。『魔法少女まどか☆マギカ』のポスターやロゴデザイン、そのほかのアートワークについて語り、本作がもたらしたインパクトなどについて語っていた。

続く第2部にて悠木と斎藤が登場。悠木は「本作は、これまでたくさんの作品を手がけてきたプロフェッショナルな方たちが、それでもまだ何かを生み出そうとして、つきつめて作り上げた作品です。だから、これからものを作ろうとしている方たちに見てほしいです」、斎藤は「賛否両論はあると思うけど、がっかりさせない作品になっていると思います。すでに映画を楽しんでいただいた方も、『違う!』と思った方も、絶対心を動かされた作品になっているはずです」と、それぞれに作品への想いを明かした。

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』キービジュアル

現在全国129館で公開中の本作は、10月26日、27日の週末2日間で興行収入4億3,600円を叩き出し、オープニング興行としては大ヒットを記録。この記録は、2011年公開『映画けいおん!』(137館)の3億1,631万450円、2013年7月公開『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』(127館)の2億8,185万9,900円と、二つの大作の初日2日間の興行収入記録を大きく上回る結果に。今後も、劇場における週替わり来場者プレゼントや、現在放送中のTVアニメ『物語シリーズ』とタイアップした週替わり劇場マナー短編映像などさまざまな仕掛けもあり、今後の動員数も好調に推移することが予想されている。

(c)Magica Quartet / Aniplex・Madoca Movie Project Rebellion