ブラザーは10月31日、「現代の年賀状に関する調査」の結果を発表した。これによると、年賀状を「1年の節目」と感じる人が90.3%いることがわかった。

調査は、9月21日~23日に全国を対象地域として、インターネットアンケート調査方法で行われた。男女各500人、計1000人の「0歳~12歳の子供を持つ年賀状を送ったことがある親」を対象としている。

調査によると年賀状を作っている最中に思うこととして「1年の節目だと感じる」と回答した人が90.3%で1位となった。ほかに半数を超えた回答としては、「送る人との繋がりが感じられる」が81.5%、「日本の良き文化を感じる」が64.5%、「自分の家族との繋がりが感じられる」が57.9%、「送る人へ感謝の気持ちが湧く」が54.3%であった。

年賀状作成途中に思うこと

良き文化や、相手との繋がりを感じると回答する一方で、年賀状作りに対して「嫌い」「どちらかというと嫌い」と回答した人は57.1%にのぼり半数を超えた。理由としては「面倒」が67.8%に達し、年賀状作りに「妥協したことがある」と回答した人も76.5%いた。

年賀状作りは好きか

年賀状作りをしているときの気持ち

年賀状作りに妥協したことはあるか

年賀状作りを妥協してしまった人の理由

ほかに、2013年にもらった年賀状平均枚数は56.3枚であったほか、どのような年賀状をもらったか覚えている人は約3割にとどまる結果となっている。