12月7日に公開されるアニメーション映画『ルパン三世 vs 名探偵コナン THE MOVIE』のアフレコ会見が29日、都内のスタジオで行われ、ゲスト声優として出演する俳優の内野聖陽とタレントの夏菜が登場した。

左から夏菜、コナン、内野聖陽

『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』は、モンキー・パンチ原作の『ルパン三世』と青山剛昌原作の『名探偵コナン』のクロスオーバー作品第2弾。『ルパン三世』は2011年に石川五ェ門・峰不二子・銭形警部の声優陣が一新されてから初となる新作映画となる。今回、内野はルパンとコナンの前に立ちふさがる謎の男アラン・スミシーを演じ、夏菜は物語のキーパーソンとなる人気歌手エミリオのマネージャー・クラウディアを演じる。

"ルパン世代"代表として登場した内野は、まず「小学生の頃から僕のヒーローだったルパン。彼や不二子ちゃん、次元との共演のチャンスを逃がさないようにオファーを受けた」と、ルパン一味との共演に喜びつつ、初めて挑んだ生アフレコでは、渋みのある堂々とした演技を披露していた。「報道陣の前でのアフレコは、緊張したが楽しかった」とベテランならではの余裕を見せており、自身が演じるアラン・スミスについては、「謎の役どころなので深くは語れないが、彼の抱えているものは深くて心の強い。そしてとてもセクシーな人物。クライマックスシーンは、台本読んでいてもグッときた」とすっかりアランに惚れ込んだ様子だった。

一方、"コナン世代"代表の夏菜も「物心ついた頃から毎週コナンを見ていて、次の日学校で誰が犯人かを当てるゲームをやっていた」と昔からのコナンフリークであることを明かした。生アフレコでは、報道陣を前に「このプレッシャーすごい!」「(大勢の前で)やりにくいな~(笑)」と不安げな表情も見せたが、内野同様、演技は一発OK。アフレコを終えると、「蘭ちゃんとの長いシーンがあったんですが、あとから『蘭ちゃんと会話してる!』と実感が沸き、感激で鳥肌が立ちました」と感激した様子。そのほか、コナンの探偵グッズで使ってみたいものとして、腕時計型の麻酔銃を挙げ「マネージャーを眠らせて、私も休みを取りたい(笑)」とコメントして報道陣の笑いを誘った。最後には、本作の見どころとしてバーでコナンと次元が話すシーンを挙げ「すごくホッコリするので注目」と語っていた。

『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』は12月7日より全国公開。

(C) 2013 モンキー・パンチ 青山剛昌/「ルパン三世vs名探偵コナン」製作委員会