iPhone 5s

ごく限られたiPhone 5sでバッテリー寿命を短くする製造上の欠陥が見つかったことをAppleが認めたと、New York Timesが29日(現地時間)に報じた。米Appleでは、該当するiPhone 5sの交換に応じるという。

同紙では、米Appleの女性広報担当者が、ごく限られた数量のiPhone 5sにおいて、充電に必要以上に時間がかかり、バッテリー寿命を短くする製造上の欠陥を原因を発見したことを伝えた報じた。同担当者は、該当するiPhone 5sの交換に応じると話したという。具体的な該当数については明らかにされていない。

なお、今回の"バッテリー寿命"については、満充電した場合の連続使用時間と捉える人がいるかもしれないが、報道で示すのは、将来にわたって充放電を繰り返した場合の寿命であるとみられる。「iPhone 5sが突然発熱し、90分間で半分以上ものバッテリーが消費した」などといったTwitter上でのつぶやきも散見されるが、今回の件とは別問題になりそうだ。