「NR」という言葉は略語であり、いろいろな場面で利用されますが、ビジネス用語として使われることもあります。そこで今回は「NR」をどのようなときに使うのか、マイナビニュース会員を対象にアンケートを実施し調査してみました。

Q.「NR」という言葉を使っていますか?

よく使っている 4.4%
使っている 6.0%
あまり使っていない 15.6%
使っていない 74.0%

■使っている人の意見

よく使っている
・「直帰する際にホワイトボードに書いている」(24歳女性/生保・損保/営業職)
・「外出し、ノーリターンのときによくメールや掲示板で使います」(31歳女性/生保・損保/事務系専門職)
・「お客さまとの打ち合わせにて、お客さまの反応がない場合に利用する」(27歳男性/情報・IT/技術職)
・「化学反応が進行しなかったとき」(26歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)

使っている
・「メールなどで返信不要のとき」(33歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「直帰するとき」(29歳男性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「連絡ボードに戻らないの意味で"NR"と書く」(28歳女性/生保・損保/事務系専門職)
・「関連なし"not related"という意味で」(34歳女性/医薬品・化粧品/技術職)

■意味は?

「NR」は様々な言葉を略したものとして使われていますが、ビジネス用語としては「no return」が一般的です。これは直帰を意味しているものの和製英語のため、英語として使うと全く別の意味になってしまいますから注意しましょう。営業担当など社外に頻繁に出ている人などが多く利用する傾向にあります。直帰以外の意味では、商品などを送る際に「no return」(返品不可)とそえることもあり、同様に似たような意味として使われているケースもみられます。また業種や職種によっては、その業界でのみ頻繁に使われる「NR」もあるようです。

今回の調査結果で「NR」を使っていると答えたのは10.4%でした。このような略語は今後も増えていく可能性が考えられます。その場合、全ての「NR」を直帰と考えてしまうと意味が通じないこともありますから、前後の言葉との関連性を考え、わからない場合は早めに確認をしておくようにしましょう。

調査時期: 2013年10月12日~2013年10月13日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性238名 女性262名
調査方法: インターネットログイン式アンケート