ゆうちょ銀行は29日、不正送金対策ソフト「PhishWallプレミアム」が、ゆうちょ銀行Webサイトから利用(ダウンロード)できるようになったと発表した。

ゆうちょ銀行では、「ゆうちょダイレクト」を安心・安全に利用してもらうため、MITB(マン・イン・ザ・ブラウザ)攻撃対策機能を持つ不正送金対策ソフト「PhishWall(フィッシュウォール)プレミアム」に対応しているという。

「PhishWallクライアント」をセキュアブレインのWebサイトからダウンロード(無料)して、顧客のパソコンにインストールしてもらうことで「PhishWallプレミアム」が利用できるようになる。インストール後は「ゆうちょダイレクト」にアクセスした際、ブラウザのツールバーやシステムトレイにシグナルを表示させることで、真正なWebサイトであることを確認できるようになるという。

また、インターネットバンキング利用中に不正な偽画面を表示させることによって認証情報を盗み取る攻撃を検知した際は、警告画面を表示し、顧客に知らせるとしている。

「PhishWallプレミアム」とは、セキュアブレインが提供する不正送金対策ソフトで、他社のセキュリティ製品とも一緒に使用することができるという。「PhishWallクライアント」をダウンロード(無料)して顧客のパソコンにインストールしてもらうことで「PhishWallプレミアム」が利用できるようになるとしている。

「PhishWallプレミアム」は、対応したWebサイトを閲覧した際にブラウザのツールバーやシステムトレイで真正なWebサイトであった場合に緑のマークを点灯し、真正なサイトであることを証明(対応していないサイトを閲覧した際には、シグナルは反応しない)。また、インターネットバンキング利用中に不正な偽画面を表示させることによって認証情報を盗み取る攻撃を検知した際は、警告画面を表示し、顧客に知らせるとしている。