米Appleが現地28日に発表した2013年度第4四半期(7-9月)決算は、売上が375億ドルで前年同期比4.1%増、純利益は75億ドルで同8.5%減となった。売上は伸びたが、純利益は3四半期連続で前年を下回る結果となった。

第4四半期ではiPhoneの販売台数が3,380万台で前年同期比25.6%増と好調だったものの、それ以外の製品の販売数量が伸び悩んだ。iPadは1,410万台で同0.7%増、Macは460万台で同6.1%減だった。

第4四半期における地域別売上は、米大陸が139億ドルで前年同期比1%増、欧州が80億ドルで同0.2%減、中国(香港、台湾含む)が57億ドルで6%増、日本が33億ドルで41%増、その他のアジア太平洋地域が19億ドルで6%減だった。売上が伸びやむ地域が多いなかで、日本での売上の増大が際立つ結果となった。

結果として、2013年度の通期では、売上は1,709億ドルで前年比9.2%増、純利益は370億ドルで同11.2%減となった。なお、2014年度第1四半期においては、売上が550億ドルから580億ドル、粗利益率は36.5%から37.5%になると見込んでいる。