育児の方針は夫婦の間でもなかなか一致しないもの。そこでママたちに、「育児に関する夫への不満」を聞いてみた。女性ってやっぱり、何年も前のことでも昨日のことのように鮮明に覚えているもので……。

9年半前の発言、絶対に忘れない(怨)

おしゃれなグッズを買うだけの"ファッションイクメン"ではなく、精神面でもきっちりとイクメンになってほしいもの

「生後2カ月くらいのときの話。パパの育児参加についてママ友数人と話すと、我が家は参加していない方だった。ママ友と『まずはパパと赤ちゃんが慣れないとね』なんて話をしたこともあり、家でお皿洗いをしている間、子供を旦那に抱っこしてもらうことに。するとすぐに子供が泣き始めた。泣き声で胸がざわめくのを我慢しながらお皿を洗っていたが、ふと後ろを振り向くと、突っ立ったまま子供を抱く旦那の姿が。『こんなに泣いても平気なんだな。それでも母親かよ』と言われた。もう9年半ほど前のことだがあの発言は絶対に忘れない」(40歳パート 9歳男児 7歳女児)。

いやぁ、男性諸君。「"絶対に"忘れない」と来ましたよ。これ、恐らくは男性は「え? そんなこともあったっけ?? 」と覚えていないのだろうけど、女性は昨日のことのように鮮明に覚えている。こういうことって育児に関してだけではなく、男女間ではよくあること。男性のみなさん、発言にはご注意を。

男友達と遊びに行く夫

「休日がくると『釣り行く? キャンプ行く??』と誘ってくれますが、寝っぱなしの赤ちゃんを連れて行って楽しいのかなと遠慮すると、『じゃあ俺行ってくるね』と男友達と行ってしまう。結局自分が遊びたいだけ? はじめから断ることを前提に誘っているような気がしてムッとすることしばしば」(34歳主婦 1歳女児)。

旦那さん、バレていますよ、魂胆が。自分だけ友達と遊びに行くのではなく、家族3人で遊びに行けるプランを考えてもらいたいものだ。こういうのが積み重なって、いつかママの不満がさく裂しないことを祈るばかりである。

「エルゴユーザー=イクメン」ではない

「イクメンではないけれど、意外と精神面では協力してもらっているので不満はあまりありません。ただ、たまに外ではイクメン風を吹かせるのが不満。エルゴで抱っこすれば、十分イクメンと勘違いしている」(34歳主婦 6か月男児)。

「エルゴベビー」(ベビーキャリア)に限らず、確かに抱っこひもを使っているパパを見ると育児に協力的と見える。ただし、その精神を家に帰っても継続してもらいたいものだ。