総務省は10月28日、「サービス産業動向調査」平成25年8月分結果(速報)を公表した。

「サービス産業計及び増加に寄与した産業の売上高(前年同月比の推移」資料:総務省統計局

それによると、サービス産業の月間売上高は、28.5兆円で前年同月比0.6%の増加。7月の前年同月比(0.4%)に比べ、0.2ポイント上昇となった。

増加した産業は「情報通信業」、「不動産業,物品賃貸業」など4産業。減少した産業は「生活関連サービス業,娯楽業」、「学術研究,専門・技術サービス業」など5産業。

前年同月と比べた需要の状況は、-1.9(需要状況DI)となり、7月の需要状況DI(0.2)に比べ、2.1ポイント低下した。「増加した」と回答した企業は18.5%、「減少した」20.5%、「特段の変化はない」57.0%。

「需要状況DI(前年同月と比べた需要の状況)の推移(サービス産業計)」資料:総務省統計局

サービス産業の事業従事者数は、2,830万人となり、前年同月比0.3%の増加。増加した産業は「情報通信業」、「学術研究,専門・技術サービス業」など5産業。減少した産業は「宿泊業,飲食サービス業」、「教育,学習支援業」など4産業。

「需要状況DI(前年同月と比べた需要の状況)の推移(サービス産業計)」資料:総務省統計局