米BOX OFFICE MOJOは10月25日~10月27日の全米週末興業成績を発表した。

Jackass Presents: Bad Grandpa

『ジャッカス3D』のジェフ・トレメイン監督の新作コメディ『Jackass Presents: Bad Grandpa(原題)』が初登場1位。“ジャッカス”シリーズのジョニー・ノックスヴィル演じる86歳の老人が8歳の孫息子を引き連れてアメリカを横断する無謀で破天荒な旅を描く物語。主役の祖父・孫以外の出演者は全員素人で、道中展開される実在の人々のリアルなリアクションが笑いを誘う。スパイク・ジョーンズが脚本家の1人として参加しているのも話題だ。

3週連続首位の座を譲り渡した、アルフォンソ・キュアロン監督のSF映画『ゼロ・グラビティ』は2位に。首位陥落も累計興行収入は1億9,981万4,000ドルと、2億ドル目前に迫り、公開4週ながら勢いは止まず。

4位はリドリー・スコット監督の最新作『悪の法則』が初登場。『ノーカントリー』の原作者であり、ピュリッツァー賞作家のコーマック・マッカーシーが書き下ろしたオリジナル作品で、米カリフォルニアを舞台に、麻薬取引をきっかけに若きセレブリティたちが危険な罠に陥る姿を描いたサイコサスペンス。キャスト陣には、キャメロン・ディアス、ブラッド・ピット、ハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス、マイケル・ファスベンダーらハリウッドスターが名を連ねる。

前週16位から8位に躍進した『12 Years a Slave(原題)』は、南北戦争前のニューヨークで奴隷となった黒人男性の実話に基づく物語。自由と生存のために闘った主人公をキウェテル・イジョフォーが『堕天使のパスポート』『2012』などのキウェテル・イジョフォーが演じる他、物語のカギを握る人物をブラッド・ピットが扮する。

全米週末興行成績TOP 10(10月25日~10月27日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 Jackass Presents: Bad Grandpa(原題) 3,200万ドル 同左 未定 1
2 1 ゼロ・グラビティ 2,030万ドル 1億9,981万4,000ドル 12月13日 4
3 2 キャプテン・フィリップス 1,180万ドル 7,007万4,000ドル 11月29日 3
4 悪の法則 800万ドル 同左 11月5日 1
5 5 くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密 610万ドル 1億61万1,000ドル 12月28日 5
6 3 キャリー 590万ドル 2,602万1,000ドル 11月8日 2
7 4 Escape Plan(原題) 434万ドル 1,742万4,000ドル 未定 2
8 16 12 Years a Slave(原題) 215万ドル 341万ドル 未定 2
9 7 Enough Said(原題) 155万5,000ドル 1,302万1,000ドル 未定 6
10 6 Prisoners(原題) 106万3,000ドル 5,912万2,000ドル 未定 6