MMD研究所は10月25日、iPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデルに関して、10月23~24日に実施した購入意向調査の結果を発表した。15歳以上の男女4414人を対象に、タブレット端末の所有状況、iPad Airの購入意向、iPad mini Retinaディスプレイモデルの購入意向、購入したいモデルについて聞いた。

タブレット端末の所有状況を聞いたところ、所有率は24.0%だった。端末別では、iPadが最も多く49.0%、次いでNexusが12.3%、Xperia Tabletが4.2%で続いた。

所有しているタブレット端末

iPad Air/iPad mini Retinaディスプレイモデルの発表を知っているか聞いたところ、53.9%が認知していた。これをタブレット所有者1058人と非所有者の3356人に分けてみると、タブレット所有者では80.1%が認知していたのに対し、非所有者は45.6%にとどまった。

iPad Airの購入意向を、「購入したい」「やや購入したい」「どちらとも言えない」「あまり購入したくない」「購入したくない」の5段階で聞いたところ、全体では「購入したい」が6.0%、「やや購入したい」が12.7%と、合計18.7%が購入する意向であることがわかった。

また、これをタブレット端末所有者と非所有者に分けてみると、タブレット端末所有者の購入意向は、「購入したい」が13.5%、「やや購入したい」が19.2%の計32.7%になった一方、タブレット端末非所有者は、「購入したい」が3.6%、「やや購入したい」が10.7%の、計14.3%にとどまった。

同様に、iPad mini Retinaディスプレイモデルについても購入意向を5段階で聞いたところ、全体では「購入したい」が5.7%、「やや購入したい」が11.7%で、計17.4%が購入意向を持ち、iPad Airに近い購入意向率となった。

タブレット端末所有者のiPad mini Retinaディスプレイモデル購入意向は、「購入したい」が13.6%、「やや購入したい」が17.4%と、合わせて31.0%になった。一方で、タブレット端末非所有者では、「購入したい」が3.2%、「やや購入したい」が9.9%の計13.1%と、やや低調な結果になっている。

iPadの購入意向