山梨県出身者のホンネとは……

富士山、南アルプス、八ヶ岳、奥秩父山地と、標高2,000m超の山々に囲まれた山梨県。「富士山は静岡県のものか、山梨県のものか」議論となることも多いというが、実際はどうなのだろうか。今回は、山梨県出身のマイナビニュース会員16人にホンネを聞いてみた。

■山梨の地元自慢!
・「富士山の世界遺産登録」(29歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「家から毎日ほとんど見られる富士山」(26歳女性/電機/技術職)
・「涼しい」(28歳男性/電機/事務系専門職)
・「ぶどうの収穫量日本一」(29歳男性/団体・公益法人・官公庁/専門職)

■相性がいい・親しみを感じる都道府県は?
・「東京都、八王子は近いし、何だかんだで電車で行けてしまうので」(27歳女性/その他/その他)
・「三重県、三重県出身の彼を始め、この地域の人とはうまく付き合える」(23歳女性/自動車関連/営業職)
・「静岡県、日本一の山『富士山』を共有しているから」(29歳男性/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「近県である静岡県、言葉のイントネーションも近いし大学にも多く来ている」(26歳女性/電機/技術職)
・「なし、閉ざされた県です」(35歳男性/機械・精密機器/販売職・サービス系)

■ずばり、ライバル県はどこ?
・「静岡県、富士山については以前よりライバルです」(27歳女性/その他/その他)
・「滋賀県、海なし県で有名な湖があるし、知名度もお互い似たものだと思うから」(23歳女性/自動車関連/営業職)
・「東京都、隣なのに場所を知らない人が多すぎる」(21歳女性/学生/その他)

■絶対ここは外せないというスポットは?
・「富士五湖」(21歳女性/学生/その他)
・「富士急ハイランド、静岡県にあるとよく誤解されているので、山梨県にあるのだと自慢したい」(23歳女性/自動車関連/営業職)
・「吉田のうどん」(31歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「少し高台にある私だけの夜景スポット(甲府盆地の夜景を一望、星もきれい)」(21歳女性/学生/その他) ・「昇仙峡」(30歳女性/情報・IT/技術職)

■テッパン土産といえば?
・「ワイン、県産ワインも最近は世界に通用するようになってきているから」(29歳男性/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「桔梗信玄餅、きな粉が飛び散って食べにくいよ」(35歳男性/機械・精密機器/販売職・サービス系)
・「吉田のうどん、桔梗信玄餅プリンはマジでうまい!」(29歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「桔梗信玄餅、みんな好きで喜んでくれるし知名度も高い」(21歳女性/学生/その他)

■総評
山梨県の地元自慢は、やっぱり富士山。「山梨県からの富士山が一番綺麗に見られる」というコメントもあったが、富士五湖のひとつ、山梨県の「河口湖」は、美しい富士山が仰げる絶景ビュースポットとして人気を博している。また、ぶどう収穫量が全国1位であることや、リニアの新駅建設が計画されていることなども自慢として挙げられていた。

親しみを感じる県とライバル県には、やはり富士山を共有する静岡県を挙げる人が多かった。ただ、"山梨県と静岡県はライバル関係"とTVで取り上げられることが多いのでそう答えてみたものの、「自分は特に意識していない」というコメントも寄せられており、実際は周りが思うほど気にしていないのかもしれない。

絶対に外せないスポットには「富士五湖」のほか、ご当地グルメ「吉田のうどん」のお店などが挙がっていた。お土産は、山梨県の代表銘菓である桔梗屋の「信玄餅」が人気。最近では、生クリームを使った「桔梗信玄生プリン」や、「桔梗信玄餅アイス」なども人気のようだ。

静岡県と同じく、富士山の世界遺産フィーバーに湧く山梨県。山梨から見る富士山も、静岡県から見る富士山も、それぞれに違った魅力があるもの。是非様々なスポットからその美しい姿を堪能してみよう。

調査時期: 2013年6月24日~2013年8月27日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 山梨県出身16名
調査方法: インターネットログイン式アンケート