本気でダイエットを決意したときってどんなとき?

女性と美とダイエットは、切っても切れないくされ縁のような関係。年がら年中「ダイエットしなきゃー」なんてぼやいている人も多いはず。今回は、マイナビニュース会員の女性400名に、本気でダイエットを決意したきっかけについて聞いてみた。

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Q.本気でダイエットを決意したときってどんなとき?
1位 今までの服が着れなくなった 27.8%
2位 好きな人ができた 17.5%
3位 健康診断の結果を見て 15.2%
4位 水着などで露出する機会があるから 12.8%
5位 人に指摘された 11.2%

■今までの服が着れなくなった
・「一年前の服を着て、きつくなっていたら危険を感じる」(31歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「この服を着る! と目標があるとダイエットが続きやすい……1年かかりましたが痩せました」(27歳/金融・証券/事務系専門職)
・「今までの服がきつくなり、お金をかけずにストレッチだけで体脂肪率を3%落とした」(28歳/生保・損保/事務系専門職)
・「着たい服が着られなかったときには頑張った、しかしリバウンドして一瞬しか着れなかった……」(26歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)
・「現在チャレンジ中です! 絶対元の体重に戻って、クローゼットの服を着ます!!!」(38歳/金融・証券/営業職)

■好きな人ができた
・「好きになった人がすごいイケメンだったので、その人につりあうようにダイエットやファッションに気を使うようになりました」(24歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「好きな人に好かれたいから、朝はバナナだけのダイエットをし、5キロ減らした」(31歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「恋をすると、自然と体重が落ちていった」(25歳/金融・証券/事務系専門職)
・「息苦しくなって食べ物がのどを通らなくなる」(26歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「多少の苦労も、恋人のためなら我慢できる」(24歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「恋人よりも、好きな人ができたときの方が痩せると思う」(24歳/機械・精密機器/事務系専門職)

■健康診断の結果を見て
・「久々に体重を量ったら想像してたよりも増えていたことにショックを覚え、食事制限を始めた」(26歳/小売店/販売職・サービス系)
・「去年より太っていたので、ジュースやお酒を控えるようになった」(26歳/機械・精密機器/営業職)
・「診断結果に要観察と初めて記されたときは焦りましたが、レコーディングダイエットをして成功しました」(31歳/小売店/販売職・サービス系)
・「過去5年間の健康診断結果のグラフを見たら、体重と血圧と血糖値が徐々に上がっていた……いつまでも健康的で仕事をしたいと思っていたから、ダイエットを決意した」(31歳/情報・IT/事務系専門職)
・「数字で見るとダイエットをしたくなる」(27歳/電機/販売職・サービス系)

■水着などで露出する機会があるから
・「夏に海に行く予定ができたので短期集中でダイエットしました」(24歳/建設・土木/事務系専門職)
・「夏場はなるべく、ダイエット的に食べる量を少し減らしたり運動してみたりしている」(31歳/学校・教育関連/技術職)
・「魚中心の生活にして、なるべく三食時間を決めて食べ、間食をしないようにした……ぽっこりお腹がすっきりして、水着を着られた」(30歳/生保・損保/事務系専門職)
・「スタイルがいけてないと着こなせないから」(29歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「人に見られる! と思ったら結構頑張れる」(26歳/電機/事務系専門職)

■人に指摘された
・「人に指摘されると、さすがにまずいと思ったから……10キロくらい、2年かけて痩せた」(28歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)
・「人にからかわれて恥ずかしくて始めた」(33歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「母に『足が太くなったね』と言われたとき」(23歳/医療・福祉/専門職)
・「家族以外の第三者に指摘されるとグサっとくるから」(26歳/情報・IT/技術職)
・「『太った?』という言葉は効きます」(30歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「人に指摘されると、むしろ燃えます!」(29歳/その他/その他)

■間違ったダイエットに注意
・「絶食に近い過度なやり方で、かえって過食に走ってしまい、吐いたりして、抜け出すのに大変だった……もう絶対したくない」(40歳/マスコミ・広告/事務系専門職)
・「好きな人ができたときは、食事を減らしたことや、その前にとても太っていたこともあって体重は減ったが、たんぱく質不足からかものすごく肌が荒れてしまった……」(22歳/学校・教育関連/その他)
・「小学生のころから太ももにコンプレックスがあり、好きな人ができたことをきっかけにご飯を抜いていったら、拒食症になり、大学病院の栄養相談にまで行く羽目になった」(30歳/人材派遣・人材紹介/その他)
・「離婚して、ダイエットというより、心労でげっそり痩せました」(50歳以上/情報・IT/事務系専門職)

■総評
女性に「本気のダイエット」を決意させたとき、第1位は「今までの服が着れなくなった」ときだった。お気に入りの服、衣替えしてクローゼットから出してみたら入らない!! という瞬間に、「マズい」という意識が働くらしい。ジーンズがキツくなったときに太ったことを実感する、という意見や、細身のスキニージーンズをきれいにはきたいのでダイエットした、という意見もあった。確かに、ジーンズは体型変化を敏感に感じられる最良の物差しかもしれない。

2位は「好きな人ができた」とき。「よく見られたいからがんばる」という意見と「何もしなくても痩せる」という意見があった。「20キロ痩せた」「1日1,000回縄跳び」なんて、さすが恋のパワーはものすごい。3位は「健康診断の結果を見て」。毎年行う健康診断で変化は一目瞭然、また、客観的な数値で示されるとやる気になる、という声が多かった。体重だけでなく、血糖値や中性脂肪値、血圧などの値を見て、健康のためにダイエットを決意する人も。命に関わるとなれば、食生活改善の本気度も変わってくるというものだ。

4位は「水着などで露出する機会があるから」。5位の「人から指摘されて」もそうだが、女性は「他人の目を気にして」ダイエットする、という傾向が強そうだ。ただ、短期間で痩せようと「プチ断食をした」ものの、「結局がんばれなかった」「長くは続かない」「ちょっと痩せたがすぐ戻った」という声も多かった。やはり、適度な運動や食事管理・生活改善など、日々の小さな努力が一番のようだ。

最後に……。「明日から、と思って、永遠に来ない明日」というダイエット川柳のような回答を送ってくれた女性に、共感の拍手!!

調査時期:2013年9月20日~2013年9月23日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:女性400名
調査方法:インターネットログイン式アンケート