米Appleは22日(現地時間)、OS X Mavericksに対応し、64ビットをサポートするiLife (iPhoto、iMovie、GarageBand)とiWork (Pages、Numbers、Keynote)の新版をリリース、新規購入のMacに6つのアプリケーションを無料で搭載すると発表した。

「iPhoto 9.5」は、Appleのマップサービスを使用しており、撮影地などの地図が見やすく、動作も滑らかになった。iCloud写真共有をサポートし、共有フォトストリームにビデオも投稿できる。またプリント用のユーザーインターフェイスが改良された。「iMovie 10.0」は、新しいユーザーインターフェイスでライブラリをブラウズしやすくなった。編集機能にも数多くの新機能や改良が加えられている。またビデオブラウズモードでクリップをすばやく共有できる。「GarageBand 10.0」もデザインとサウンドライブラリが新しくなった。Drummerでバーチャルセッションドラマーを追加でき、スマートコントロールを使ってライブラリ内のサウンドを容易に編集できるようになった。

iLife (iMovie、iPhoto、GarageBand)

「Pages 5.0」「Numbers 3.0」「Keynote 6.0」は、ユーザーインターフェイスが一新され、選択した項目に応じて自動的にアップデートされるフォーマットパネルを備える。MacとiOSデバイス、ウエブ版の間でシームレスにファイルを使用できる統合フォーマットが採用された。

iWork (Numbers、Pages、Keynote)

iPhotoとiMovieは1500円、iWorkのアプリケーションはそれぞれ2000円だが、新規購入のMacには全て無料で搭載される。Pages、Numbers、Keynoteについては、10月1日以降に購入された条件を満たすMacにも無料提供するUp-To-Dateプログラムが用意されている。GarageBandは条件を満たす全てのOS X Mavericks搭載Macで、Mac App Storeから無料でダウンロードできる。