ジャパンディスプレイは10月23日、タブレット端末向けとして世界最高クラスの精細度365ppiの12.1型4K2K(3840×2160)のTFT液晶モジュールを発表した。

同製品はフルHD(1920×1080)液晶搭載スマートフォンと同等の精細度のまま約4倍のディスプレイサイズを実現。繊細で奥行き感のある映像をモバイル環境で楽しむことができるとしている。

また、高精細ディスプレイでありながら、低温ポリシリコン技術によって低消費電力かつ薄型で狭額縁の液晶モジュールを実現。同社によると、ハイエンドノートPCや高性能タブレットなどのモバイル用途への利用を想定している。

主な仕様は、ディスプレイサイズが対角30.1cmの12.1型で、モジュールの外形寸法は273.67mm(W)×164.60mm(H)×1.96mm(D)。額縁寸法は上が2.0mm、下が6.8mm、左右が2.0mm。

色再現域は、NTSC比で70%。コントラスト比は1000:1で、視野角は上下/左右ともに160°以上。画面輝度は最大500カンデラ(cd/2)で消費電力が白500カンデラ表示の場合に3600mW(パネル消費電力は360mW)となる。