The Linux Foundation is a non-profit consortium dedicated to fostering the growth of Linux.

LinuxファウンデーションによってホスティングされているワークグループのひとつであるSPDXワークグループは10月22日(協定世界時)、U-Bootなどで採用されている仕組みの最新バージョンとなる「SPDX (ソフトウェアパッケージデータエクスチェンジ) 1.2」を公開した。U-Bootは組み込みデバイスで採用されることが多いオープンソースのブートローダ。

「SPDX 1.2」では特に相互接続性が大きく向上している点が注目される。これまでの相互接続性試験で発見された不具合が修正されている。同日、SPDXワークグループはSPDXライセンスを使ったブートローダU-Bootについても発表している。次期バージョンとなる「SPDX 2.0」の登場は2014年予定。

SPDXは多業種間のデベロッパによって開発が進められている。関係している企業にはAlcatel-Lucent、Antelink、Black Duck Software、Cisco、HP、Linaro、Micro Focus、nexB、OpenLogic、Palamida、Protecode、Source Auditor、Texas Instruments、University of Nebraska Omaha、University of Victoria、Wind Riverなどがある。