インターネットは、「がくっぽいど NATIVE」、「がくっぽいど POWER」、「がくっぽいど WHISPER」のWindows版登録ユーザーを対象に、各ライブラリのMacintosh対応版の無償ダウンロードの提供を開始した。

この企画は、ヤマハの歌声合成技術「VOCALOID」がMac OSに対応したことを受け開発された同社のMac版歌声ライブラリをWindows版の登録ユーザーへ無償提供するもの。この無償ダウンロードを利用するにはユーザー登録が必須だ。また、Windows版ユーザーがMac版を用いる場合、Windows版に関してはアクティベートを解除することとなり、両方のOSで同時に使うことはできない。さらに、Mac版で提供されるのはライブラリのみとなり、各ライブラリのMacintosh版が利用できるボーカルエディターは「VOCALOID Editor for Cubase NEO(Macintosh版)」のみ。ライブラリおよびスターターパックに付属する「VOCALOID3 Editor」や「Tiny VOCALOID3 Editor」はMac非対応となっているので注意してほしい。そのほか、Mac版を使用する場合は、「VOCALOID Editor for Cubase NEO」に加え「Cubase 7」があらかじめMacにインストールされていることが必須条件となる。なお、ダウンロードに関する詳細については同社のWebページを参照してほしい。

ちなみに、同社がリリースしている歌声ライブラリに関して、「VOCALOID3 Megpoid」6種はすでにMac版を発売しており、「VOCALOID3 Lily」および「VOCALOID3 CUL」については10月下旬のリリースを予定しているということだ。