米Googleは10月17日(現地時間)、2013年第3四半期(7月-9月)決算を発表した。売上・利益ともにアナリストの予想平均を上回り、ペイドクリック数も好調だったことから時間外取引で株価が上昇。終値888.79ドル(前日比1%安)から一時960ドルを超えた。Google株は今年2月に上場以来初めて800ドルを超えた後、5月以降は850ドル-900ドルを推移していた。

9月期の売上高は148億9000万ドルで前年同期比12%増。会計原則 (GAAP) ベースの純利益は29億7000万ドル(前年同期比36%増)、希薄化後の1株あたり利益(EPS)は8.75ドルだった。非GAAPベースでは純利益が36億4000万ドルで、EPSは10.74ドル。

売上の内訳は、Googleのサイトが93億9000万ドル (前年同期比22%増)。これはGoogleの売上高の68%に相当する。Googleネットワークと呼ばれるパートナーサイトからの売上高は31億5000万ドル (横ばい)で、Google売上高の23%。Motorola Mobileは連結売上高の8%に相当する11億8000万ドル (同34%減)だった。

クリック単価は前年同期比8%減だった。Googleがモバイルへの取り組みを強めている影響で近年同社のクリック単価の下落が続いているが、今期は前期の6%減よりも下落が拡大した。しかしながら、ペイドクリック数が同26%増だった。これは過去1年で最大の伸びである。時間外取引での株価の上昇は、モバイル広告の割合が高まり、クリック単価が下落したものの、それを上回る広告数の伸びが評価された形だ。CEOのLarry Page氏によると、ビデオサービスYouTubeのトラフィックのおよそ40%がモバイルデバイスでの利用だった。2年前はわずか6%だったという。同氏は、このモバイルの伸びに加えて、米国・英国以外の地域で売上が28%の伸びだったことも現在のGoogleの強みであるとした。