スカイコムは10月16日、手書き書類等のペーパーレス化推進のため、電子サインの入力機器用液晶サインタブレット最大手のワコムと連携すると発表した。

連携の第一弾として、スカイコムが提供するプラグインアプリケーションとワコムの液晶サインタブレットの組み合わせによる、手書き電子サイン連携ソリューションを今秋リリースする予定。これにより、PDFに簡単に電子サインが入力でき、サインを必要とする文書の電子化を推進する。

ワコムの液晶サインタブレット「STU-300」

今回発表する連携ソリューションは、スカイコムが提供するプラグインアプリケーションをPCにインストールし、ワコムの液晶サインタブレットをUSB接続するだけで、そのまま使用可能。面倒な設定は不要で、誰でも簡単にPDFファイルにそのまま手書き入力できる。

導入メリットは「紙文書保存スペースの削減」「改ざん、紛失リスク低減」「長期保存」「データ検索の利便性向上」。活用シーンは、「社内稟議書類」「客先での作業完了報告書」「ホテル・旅館での宿泊カード」「保険・金融商品等の契約書」「医療機関での検査同意書」等のサイン等、手書きのサインを必要とする書類、帳票類に使用する。

スカイコムは、PDFソフトウェア製品と認証印刷ソリューション、これらを統合した「ペーパーレス」&「セキュリティ」ソリューション「SkyPAS」を核に「ペーパーレス」推進を提唱。これにより業務での「セキュリティの向上」、「コスト削減」、「業務効率化」推進を支援していく。