Oracle、最新版となるVirtualBox 4.3をリリース - Windows 8.1をサポート

10月15日(現地時間)、Oracleは仮想化ソフトウェア「Oracle VM VirtualBox(バーチャルボックス)」の最新版となる、バージョン4.3のリリースを発表した。直前バージョンとなる4.2.16から数えると約3カ月ぶりのバージョンアップとなる。すでに公式サイトのダウンロードページから、Windows OS版やOS X版、Linux版などがダウンロード可能。

最新版では新たなゲストOS(オペレーティングシステム)として、Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Mac OS X 10.9などの最新OSをサポート。さらに仮想マルチタッチデバイスとして、10点マルチタッチデバイスのシミュレーションに対応した。仮想3Dアクセラレーターも改善し、Ubuntu(ウブントゥ)やFedora(フェドラ)といった最新のLinuxディストリビューションが採用するデスクトップ環境の半透明効果を実現。マルチモニターのサポートも強化された。

最新版の「Oracle VM VirtualBox」。バージョンは「4.3.0 r89960」となる

10点マルチタッチデバイスのシミュレーションに対応した

仮想デバイスの種類が増えたのも最新版が備える特徴の1つ。仮想USB WebカメラデバイスをゲストOSで有効にすると、Skypeをはじめとするビデオチャットアプリケーションが利用可能。さらにビデオキャプチャー機能も備え、ゲストOSの動作をWebM形式で保存可能になった。

ゲストOS実行時は各種メッセージがポップアップし、オーバーレイ表示されるようになった

ビデオキャプチャー機能を備え、ゲストOSの動作をWebM形式の動画ファイルとして保存可能

NAT(ネットワークアドレス変換)にも改善が加わり、仮想マシン同士が同一のネットワーク上で相互通信できるオプションを追加。IPv6やDHCPの利用も可能なため、リモートディスプレイサーバーによるIPv4/IPv6ネットワーク経由のRDP(リモートデスクトッププロトコル)も可能になる。

仮想マシン同士の相互接続を可能にするNATオプション

Changelogを確認すると、この他にもVT-xおよびAMD-Vコードの変更によるバグフィックスとパフォーマンスの改善や、数多くのバグフィックスが行われたことが確認できる。さらに公式ブログの1つ「The Fat Bloke Sings」の記事によると、将来的なパフォーマンスの向上を目的として、ハイパーバイザーの大幅な改善が加わったという。

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