秋田県出身者のホンネとは……

なまはげ、きりたんぽ、秋田美人……全国的に有名なものは多いけど、観光名所となると、やや少ない印象もする秋田県。今回はそんな秋田県の魅力に迫るべく、秋田県出身のマイナビニュース会員7人に「秋田県の地元事情」を聞いてみた。

■秋田の地元自慢!
・「学力が高いらしい」(26歳女性/食品・飲料/技術職)
・「秋田美人はホントだと思う。色白美人の友達が多い」(31歳女性/通信/営業職)
・「なまはげがいる」(36歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「『きりたんぽ』と『なまはげ』と『あきたこまち』、お米は命」(30歳男性/商社・卸/その他)
・「最近、壇蜜や佐々木望など女性タレントが充実」(47歳男性/ソフトウェア/クリエイティブ職)

■秋田の地元あるある
・「小中学校の修学旅行中に、安全確認みたいなCMが流れる。暖かい季節になると、"ババヘラ"のおばちゃんがいたるところにいる」(25歳女性/その他/その他)

■相性がいい・親しみを感じる都道府県は?
・「東北出身者全般、気質が同じで我慢強い」(31歳女性/通信/営業職)
・「青森県、なまりが近い」(36歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「宮城県、県境も何気に接している上、遊ぶにしても仕事にしても物流関連などは宮城県なくしては成り立たないから」(30歳男性/商社・卸/その他)
・「福岡県、博多も美人が多いと聞くから」(25歳女性/金融・証券/営業職)
・「北海道、周りでも北海道と秋田県の夫婦が何組かいるので」(26歳女性/食品・飲料/技術職)

■ずばり、ライバル県はどこ?
・「山形県、山形の人には悪いが、同じ東北の中でも同じくらい存在感が薄いような……(笑)」(25歳女性/その他/その他)
・「大阪府、関西弁は高圧的で、引っ込み思案な秋田県民はひるむ」(31歳女性/通信/営業職)
・「岩手県、甲子園成績が同じくらいなのに、最近は注目を集めているから」(30歳男性/商社・卸/その他)
・「北海道、観光地として色んな名所があるから」(25歳女性/金融・証券/営業職)
・「新潟県、よく間違えられる」(26歳女性/食品・飲料/技術職)
・「宮城県、勝手にこちらが意識してるだけですが、同じ東北の中で、ちょっとすかした感じがするので」(47歳男性/ソフトウェア/クリエイティブ職)

■絶対ここは外せないというスポットは?
・「十和田湖、秋の奥入瀬渓流を彼女と散歩したら最高ですよ」(47歳男性/ソフトウェア/クリエイティブ職)
・「日本一深い湖、田沢湖」(30歳女性/小売店/クリエイティブ職)
・「男鹿半島、車で海岸線に沿って走ると気持ちいいから」(30歳男性/商社・卸/その他/その他)
・「『男鹿』なまはげをみてほしい、『角館』桜や小京都をみてほしい」(26歳女性/食品・飲料/技術職) ・「鳥海山、天気が良ければ本当にきれいだし、おいしいソフトクリームもある」(31歳女性/通信/営業職)
・「白神山地、素敵だから」(36歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)

■テッパン土産といえば?
・「『きりたんぽ』みんな知っているので話題性があるからです。大学生になって地元を離れた時に、帰省中によくお土産で買ってきてと言われました」(30歳女性/小売店/クリエイティブ職)
・「『ハチ公クッキー』安くて量が多いし、ハチ公はみんな知ってるから」(25歳女性/その他/その他)
・「『稲庭うどん』日持ちもするし、好き嫌いが分かれないため無難」(31歳女性/通信/営業職)
・「『だまこ餅』おいしいから」(36歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「『一乃穂』の豆がき、米でできたおかしで割と県内ではポピュラーだから」(30歳男性/商社・卸/その他)
・「『金萬』白あんの小判型のまんじゅう。秋田県人なら誰もが知ってます」(47歳男性ソフトウェア/クリエイティブ職)

■総評
秋田県民の地元自慢は、ズバリ「美人が多いこと」。年間の日照時間が少ないため、色白な人が多いと言われている。秋田県出身の芸能人を見てみても、佐々木希さん、加藤夏希さん、壇蜜さんなどたしかに美人ぞろい。美人が自慢だなんて、何とも羨ましい話だ。これ以外にも、国の重要無形民俗文化財である「なまはげ」や「あきたこまち」など、秋田を代表する名物が自慢として挙げられていた。

「地元あるある」では「ババヘラ」に関する回答が寄せられたが、ババヘラとは秋田県で露天販売されているアイスのこと。おばさんが金属のヘラでコーンに盛りつけてくれるのだが、テレビなどでも度々取り上げられる秋田名物のひとつだ。

親しみを感じる県には、「北海道」「青森県」「宮城県」などが挙がっていたが、「東北すべて」という回答も見られた。同じ東北というだけで、仲間意識を強く感じるとのこと。ちょっと気になるライバル県についても、「山形県」や「岩手県」など東北の県をあげる人が多かったが、「京美人」への対抗心から「京都府」と答えた人も。

絶対に外せないスポットは、青森県にもまたがる「十和田湖」や、日本で最も深い湖「田沢湖」、なまはげで知られる「男鹿半島」などが挙げられた。また、「みちのくの小京都」と呼ばれる仙北市の角館は、武家屋敷や蔵が立ち並び、春には美しい桜並木も楽しめるおすすめの観光名所だという。テッパン土産には、日本三大うどんのひとつ「稲庭うどん」や、秋田県といえばこれ!とも言える「きりたんぽ」、秋田銘菓「金萬」などがあげられた。

「美人が多い」というだけでも十分気になるが、秋田県には独特の伝統やご当地グルメ、豊かな自然などなど知られざる魅力が満載なのだ。

調査時期: 2013年6月24日~2013年7月22日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 秋田県出身7名
調査方法: インターネットログイン式アンケート