ルミネは、さまざまなアート作品を館内に展示する「LUMINE meets ART」企画の一環として、人気イラストレーター・中村佑介氏によるアートの展示を、ルミネ新宿 ルミネ1 エレベータにて行うと発表した。会期は2013年11月1日~2014年1月31日。

エレベータ内アートの一例

各フロアのエレベータ扉アートの一例

「LUMINE meets ART」は、館内のウィンドウや展示スペース、デジタルサイネージなどにアートを施すことで、顧客に"いつものルミネ+α"を提供する企画。このLUMINE meets ARTでも人気の高かった「エレベータアート」が、2012年2月からは、ルミネ新宿 ルミネ1にて継続実施されており、これまでにシニカルかつスイートな世界感の作品で注目を集めるD[diː](ディー)や、サマンサタバサの2013春シーズンビジュアルを手掛けたCato Friend(カトーフレンド)など、さまざまなアーティストが参加しているという。

イラストレーター・中村佑介氏

そして今回、ルミネ新宿のエレベータ内を彩るアーティストとして起用されたのは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットをはじめ、赤川次郎、石田衣良、森見登美彦、東川篤哉などの書籍カバーも数多く手掛ける人気イラストレーター・中村佑介氏。同氏は本企画について、「僕もよく買い物に行くのですが、エレベータに乗っている時間だけは、家族や友達と一緒に居てもシンとして話せず、だからと言ってどこに目を置いて良いかもわからず、いくつになっても困ってしまいます。(中略)たくさん絵を用意しましたので、いつものキョロキョロとした空白の時間を、数秒の美術館で埋めて頂ければ幸いです」などとコメントしている。

なお同社は、アーティストの発掘・活動支援を目的とした「LUMINE meets ART AWARD 2013」を初めて開催しており、10月31日までアート作品を募集している。入賞者には各賞に応じた賞金を贈呈するとともに、入賞作品は2014年2月より、今回中村氏のアートが展示されるルミネ新宿ルミネ1のエレベータをはじめ、ウィンドウや催事スペース、ルミネエスト新宿に今年7月より新設されたデジタルサイネージなどで展示するとのこと。応募方法など詳細はアワードの公式サイトまで。