イケア・ジャパンは10日、ロンドン、ストックホルム、ニューヨーク、パリ、東京の5都市において実施した「睡眠と生活に関する意識調査」の結果を発表した。

同調査は、2013年9月18日~26日の期間にインターネット上で行われ、20歳以上の男女1,040名から有効回答を得た。

まず、5都市それぞれの睡眠時間、睡眠満足度を調べたところ、東京はともにワースト1位を記録。東京の平均睡眠時間は7.3時間で5都市中最も短かったほか、睡眠満足度について「不満足」(「やや不満」と「まったく不満」の合計)と答えた割合は47%と5都市中最も高かった。

睡眠時間が最も長かったのはパリの8.9時間で、東京と比べて1.6時間も長かった。睡眠満足度が最も高かったのはロンドンの75%(「とても満足」と「やや満足」の合計)で、ロンドンの不満足度は東京の約2分の1となる25%にとどまった。

5都市の平均睡眠時間および睡眠満足度

また、睡眠満足度の低い東京は、「健康面」「友人とのコミュニケーション」「配偶者・パートナーとの関係」などの面で、他の4都市よりも不満を多く感じていることも判明。さらに「生活全般を総合的にみた」場合でも、他の4都市は不満割合が30%未満だったのに対し、東京は4割近い38.0%に上っていた。

昨年1年間で、睡眠不足が原因によるトラブルは発生したかと聞くと、東京は、他の4都市より「欠勤、遅刻、早退」の回数が少なかったものの、無理をして出勤しているのか「効率低下、ミスのリカバリー」の発生数が52件と5都市中最大に。加えて、一度欠勤すると他の4都市に比べて日数が長期化していることも明らかになった。

昨年1年間で、睡眠不足が原因で以下のトラブルは発生しましたか?

『睡眠不足による経済損失額』を、「睡眠不足により(以下同)、不注意で物を壊したり紛失したり事故をおこした」場合の出費・損失額、「出勤すべき日に欠勤、遅刻・早退した」場合の年間通算日数×1日当たり個人年収額、「仕事の効率が下がったり、ミスをしてリカバリーに時間をとられた」場合の年間通算日数×1日当たり個人年収額から算出したところ、2012年の東京の『睡眠不足による経済損失額』は4,757億円となった。

『睡眠不足による経済損失額』4,757億円のうち、"睡眠に不満を感じている人たち"により発生した損失額は2,872億円で、"睡眠に満足を感じている人たち"により発生した1,885億円の約1.5倍に達した。

さらに、各都市の『睡眠不足による経済損失額』における"睡眠に不満を抱えている人"により発生した経済損失額を比べたところ、東京の2872億円が最も大きいこともわかった。