アウディ ジャパンは8日、「The new Audi RS Models 記者発表会」を都内で行い、3車種の新型RSモデル「RS 6 Avant」「RS 7 Sportback」「RS 5 Cabriolet」を発表した。

記者発表会の会場に展示された「RS 6 Avant」

RSモデルは、アウディのスポーツモデルの開発生産部門である「quattro GmbH(クワトロ ゲーエムベーハー)」が手がける高性能プレミアムスポーツで、ブランドの3要素である「スポーティ」「洗練」「革新」を高レベルで実現したモデルだという。

「RS 6 Avant」は、A6シリーズの頂点という位置づけのモデル。V8ツインターボ4.0リッターTFSIエンジンを採用し、最大トルク700Nm、0-100km/h加速3.9秒という卓越したパフォーマンスを実現した。車重は従来モデルと比べて約100kg低減され、優れた燃費(JC08モード燃費10.4km/リットル)と走行性能を発揮する。

「RS 7 Sportback」はハイパフォーマンスに美しいフォルムも加わった大型5ドアクーペ。軽量ソフトトップを装備した4シーターオープンの「RS 5 Cabriolet」も登場する。これら3車種が追加されたことで、国内におけるRSモデルは計6車種になったという。

「RS 7 Sportback」(ドイツ仕様)も展示

プレゼンを行った大喜多寛氏

記者発表会では、新たに登場したRSモデルの中から、「RS 6 Avant」と、ドイツ仕様の「RS 7 Sportback」が展示された。アウディ ジャパン代表取締役社長、大喜多寛氏は、「RS 6 Avant」について、「アウディには、エポックメイキングなことをA6からスタートさせる歴史があります。アバント(ステーションワゴン)を最初に導入したのもA6でしたし、アウディ発展の基礎となるダブルフレームも、現在のシングルフレームも、最初に取り入れたのはA6。その頂点となる『RS 6 Avant』の導入で、ハイブリッドやアバント、セダンなど、すべての"A6ファミリー"がそろうことになります」と述べた。

「RS 6 Avant」「RS 5 Cabriolet」は8日から、「RS 7 Sportback」は2014年1月から、全国のアウディ正規ディーラーを通じて販売開始。価格は、「RS 6 Avant」が1,520万円、「RS 7 Sportback」が1,570万円、「RS 5 Cabriolet」が1,387万円。なお、記者発表会では新型「SQ5」もあわせて発表されている。

「The new Audi RS Models 記者発表会」

新型「Audi RS 6 Avant」

新型「Audi RS 7 Sportback」

新型「Audi RS 5 Cabriolet」