ソニーは8日、11.6型フルHDモバイルノートPC「VAIO Pro 11」と13.3型フルHDモバイルノートPC「VAIO Pro 13」の2013年秋冬モデルを発表した。UDカーボン素材を採用し、VAIO Pro 11のタッチ非対応モデルで重量770g、13型モデルでも1,060gの軽さが特徴の「VAIO Pro」シリーズの新モデルとなる。

VAIO Pro 11のブラックモデル

発売日は10月19日で、直販CTOのオーナーメードモデルも同時発売。店頭予想価格は、VAIO Pro 11のタッチ対応モデル「SVP11219DJB」が約160,000円前後、タッチ非対応モデル「SVP11218DJBI」が150,000円前後。VAIO Pro 13「SVP13219DJB」が170,000円前後。

VAIO Pro 11/13は、一般的なカーボンより高剛性かつ軽量の、東レ製「UDカーボン」素材を採用した軽量モバイルノートPC。秋冬モデルでは、シルバー色をCTO限定とし、店頭モデルはブラックのみで展開。また、付属ソフトウェアのAdobe Photoshop Elementsが体験版から製品版となった。ハードウェア面に大きな変更はない。

VAIO Pro 13のブラックモデル

主な仕様はほぼ共通。CPUがIntel Core i5-4200U(1.60GHz)、メモリが4GB、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)、液晶ディスプレイはVAIO Pro 11が11.6型ワイド、VAIO Pro 13が13.3型ワイドで、解像度はいずれも1,920×1,080ドット。光学ドライブは非搭載。OSはWindows 8 64bit。

本体サイズ/重量は、VAIO Pro 11のタッチ対応モデルがW285×D197×H13.2~17.2mm/約870g、VAIO Pro 11のタッチ非対応モデルがW285×D197×H11.8~15.8mm/約770g、VAIO Pro 13がW322×D216×H12.8~17.2mm/1,060g。バッテリ駆動時間はVAIO Pro 11が約11時間、VAIO Pro 13が約13時間。

VAIO Pro 13のCTOオーナーメードモデルでは、タッチ非対応モデルのブラックや色タッチ対応モデルのシルバー色、PCIe接続のSSD、8GBメモリなどが選択できる。最小構成価格は117,800円。

VAIO Pro 11では、シルバー色や上位パーツのほか、Pentiumプロセッサなど下位パーツも選択できる。最小構成価格は94,800円。

また、多層塗布技術と手磨きによる真紅のきょう体「VAIO Pro | red edition」も、夏に続きCTO限定で10月19日から販売開始。最小構成価格はVAIO Pro 13が200,000円。VAIO Pro 11が190,000円。

VAIO Pro 13のシルバーモデル