ブラケットは4日、「副業」に関するアンケート調査の結果を発表した。それによると、回答者の約半数に副業経験があり、ひと月当たりの儲け額は平均1万9,916円であることがわかった。

同調査は、2013年9月27日~29日の期間にインターネット上で行われ、全国の男女600名(男女各300名)から有効回答を得た。

まず、副業経験の有無を尋ねたところ、「過去していた」人は19.3%、「現在している」人は28.3%となり、副業経験のある人は約半数の47.6%に上った。反対に「したことがない」人は52.3%だった。また、副業経験のない人に副業をしてみたいと思うかと聞くと、56%が「思う」と回答し、副業への関心が高いことがわかった。

副業経験のある人に、副業で得たひと月あたりの儲け額を質問したところ、平均は1万9,916円。最も多かったのは「2,000円~5,000円未満」の27.6%で、以下、「5,000円~1万円未満」の13.6%、「1万円~2万円未満」の12.2%と続いた。このほか、高額の「10万円~20万円未満」は4%、「20万円以上」は2.4%だった。

副業で月にいくらぐらい稼いでいます(いました)か?

副業で得た収入の使い途を見ると、トップは「貯金する」の116名、次は「趣味のために使う」の100名。それに対して、「勉強のために使う」は12名、「子どもの学費に使う」は15名などと少なく、副業で得た収入は将来への貯蓄や自分の好きなことに使う人が多いことが明らかになった。

「したことがある副業」のうち、最も多かったのは「その他インターネット関連」で94名。一方、「してみたい副業」として、最も多かったのは「内職系」で162名だった。

「したことがある副業」と「してみたい副業」の回答差が最も大きかった副業、つまり"やったことがないけど、やってみたい副業"の1位は「オンラインストアを開く」。同項目は「してみたい」が101名、「したことがある」が16名と、その差は6.3倍に上った。次に回答差が大きかった項目は「テープ起こし」の6.2倍、「オリジナルのアート等の販売」の5.8倍となった。