栃木県出身者のホンネとは……

宇都宮の餃子、世界遺産の日光などなど……見どころ・名物は多いのに、なぜか「日本一影の薄い県」と言われてしまう栃木県。今回はそんな栃木県出身のマイナビニュース会員12名に、ホンネを聞いてみた!

■栃木の地元自慢!
・「大島優子の出身地」(24歳男性/医薬品・化粧品/技術職)
・「災害が少ないこと、ジャズの大御所、渡辺貞夫の出身者であること」(70歳男性/その他/その他)
・「『しもつかれ』がある、ほかの県にはないご当地郷土料理」(26歳女性/その他/その他)
・「世界遺産の日光東照宮があり、高原リゾートや温泉もあり、ブランド牛や餃子、イチゴ、乳製品など食べ物でもおいしいものがたくさんあって、都心からのアクセスもいい!」(23歳女性/商社・卸/営業職)

■栃木県の地元あるある
・「私の周りの宇都宮OLは、夕飯が餃子の日と合コンがバッティングすると餃子を選択し、周りもそれに納得する……『今日合コンなんだけど来ない?』『あーどうしよう、今日うち餃子なんだよね』『そうなの? 餃子の日に誘っちゃってごめん』といった具合」(29歳女性/不動産/専門職)

■相性がいい・親しみを感じる都道府県は?
・「群馬県と埼玉県、隣だから何となく」(29歳女性/不動産/専門職)
・「群馬県、他県の人によく間違えられるから」(29歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「福島県と群馬県、北関東・南東北という地理感もさることながら、なまりが似ている」(23歳女性/商社・卸/営業職)
・「埼玉県、東京都に遊びに行く前に大宮で肩慣らしをするから」(30歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)

■ずばり、ライバル県はどこ?
・「北関東とは仲が悪い」(26歳女性/その他/その他)
・「茨城県、茨城県よりは都会だと思っている」(23歳女性/商社・卸/営業職)
・「北関東の2県、群馬県と茨城県だがレベルが2県の方が上かも」(56歳男性/情報・IT/技術職)
・「茨城県、U字工事のお陰で栃木県は茨城県をライバル視してるというイメージが付いた……実際そんなこともないけど、よく『出身茨城県だっけ?』と間違えられるのには、若干イラっとする」(29歳女性/不動産/専門職)

■絶対ここは外せないというスポットは?
・「足利花火大会、2万発という大規模な花火だが間近で見られて迫力満点!」(23歳女性/商社・卸/営業職)
・「日光東照宮、歴史的な建造物で一回は見ておいた方がいいから」(25歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「世界遺産のある日光、ぼったくりの土産物屋でも連れて行きます」(56歳男性/情報・IT/技術職)
・「那須アルパカ牧場」(26歳女性/その他/その他)

■テッパン土産といえば?
・「虎彦製菓の『きぬの清流』というお茶菓子、さっぱりとした甘さのあんこが絶妙」(23歳女性/商社・卸/営業職)
・「餃子グッズ、他に何も特徴がないから」(29歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「餃子、冷凍のものを買っていくのがお勧め」(30歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
・「『しもつかれ』若しくは『御用邸チーズケーキ』」(26歳女性/その他/その他)
・「宇都宮なら『宇都宮みんみん』の餃子、今や色んな店の冷凍餃子があるが『みんみん』じゃなきゃダメ。那須なら『御用邸チーズケーキ』これは最近メジャーになってきた。あと、Nasuのラスク屋さんの『こげパンだ』、これはまだ栃木県内でしかメジャーじゃないけど、おいしくてオススメ!」(29歳女性/不動産/専門職)

■総評
栃木県民の自慢のひとつは、修学旅行でもおなじみの「日光東照宮」だ。「日光の社寺」の一部として世界遺産に登録されており、陽明門など8棟の建造物が国宝に、34棟が重要文化財に指定されている。「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿や「眠り猫」など木彫像も有名で、外国人にも人気の観光スポットだ。他にも、山口智子さんや大島優子など有名人の出身地であることが自慢として挙がっていた。

親しみを感じる都道府県は「群馬県」と「埼玉県」で、「お隣だから」というのが主な理由。一方、ライバル県には「茨城県」を挙げる人が多く、理由は「海があるから」「田舎度合いや地元のヤンキーのレベルが似ている」などだった茨城県出身者の本音アンケートでも、「栃木県よりは都会だと思っている」という回答が寄せられていたが、他県の者には分からないバトルが、北関東内で繰り広げられているようだ。

おすすめの観光スポットは、やはり「日光」。日光東照宮はもちろん、足尾銅山や日光三名瀑(霧降ノ滝、華厳滝、裏見滝)など見どころは満載だ。お土産は「いちご王国」栃木県ならではのいちごを使ったお菓子のほか、宇都宮餃子、虎彦製菓の『きぬの清流』(小倉餡をサンドした和風クッキー)などがお勧めとのことだった。

「影が薄い」と不名誉なレッテルを貼られてしまった栃木県だが、魅力がないのとは意味が違う。「餃子の日」の特異な位置づけなど、奥深い栃木県の魅力が気になってしまう!?

調査時期: 2013年6月24日~2013年7月17日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 栃木県出身12名
調査方法: インターネットログイン式アンケート