夜の朗読会(イメージ)

すみだ水族館(東京都墨田区)は10月29日、11月26日及び12月17日の閉館後に、館内で詩人や舞踏家など、様々なジャンルのアーティストによって名作の朗読を行う「夜の朗読会」を開催する。

照明を落とした館内で行う朗読会

同イベントは照明を落とした吹き抜けの空間で、青く光るペンギンプールを背景に行う。参加者はドリンクを片手にデザイナーズチェアに座りながら、非日常的な空間で名作の朗読を体験。会場には朗読する作品に合わせた香りも漂い(協力:Air AromaJapan)、アロマ効果でリラックスしながら朗読を楽しめる。

第1弾は10月29日に開催。「21」「ことばあそびうた」などの詩集で知られる詩人・谷川 俊太郎氏が『ペンギンのペンギン』を始め、海や動物にちなんだ作品を朗読する。

第2弾は11月26日にミュージシャン・坂本 美雨氏がレイチェル・カーソン『われらをめぐる海』など、海をめぐるエッセイや小説の中から選りすぐった作品を朗読。第3弾は12月17日に舞踏家・大野慶人氏が『竹取物語』の世界を朗読と舞踏で表現する。

朗読後は、貸し切りのすみだ水族館を飼育スタッフと一緒に鑑賞することも可能。開催時間は20:00~22:00。

参加対象は小学1年生以上で、中学生以下は保護者同伴が必要。参加定員は各回100名(応募者多数の場合は抽選)。参加料金は各回3,000円(入場料、ワンドリンクチケットをむ)。応募は、すみだ水族館公式ホームページの募集フォームや官製はがきで受け付ける。