日本マイクロソフトは10月3日、同社の最新OS「Windows 8.1」のパッケージ製品のラインナップと価格を発表した。

米国本社は、8月14日(現地時間)に発売日を9月18日にパッケージ写真と価格を発表していたが、日本マイクロソフトとしては初めての発表となる。

これまでにも告知されているが、Windows 8がインストールされているPCについては、10月17日の20時00分よりWindows ストアを通じて、Windows 8.1に無償アップグレードされる。

Windows 8.1

Windows 8.1 Pro

Windows 8.1 Pro Pack

パッケージ製品については、Windows 7ユーザーのアップグレードや、新規インストールを希望するユーザーに対して提供される。

Windows 8.1のパッケージ製品は「Windows 8.1」「Windows 8.1 Pro」「Windows 8.1 Pro Pack」の3エディションが用意される。

Windows 8.1は一般ユーザーや家庭向けのエディションで、参考価格は1万3800円(税別)。32bit版と64bit版、両方のDVD-ROMが同梱される。

Windows 8.1 Proは、ビジネスユース、家庭向けの両方のニーズに応える全ての機能を搭載した上位エディションとなる。参考価格は2万5800円(税別)で、こちらも32bit版と64bit版、両方のDVD-ROMが同梱される。

Windows 8.1 Pro Packは、Windows 8.1からWindows 8.1 Pro with Media Centerにアップグレードを行うエディションとなる。Media Centerを利用する場合は、このエディションを購入する必要がある。参考価格は1万2800円(税別)で、DVDメディアは同梱されず、パッケージにはプロダクトキーが同梱されている。

なお、いずれのエディションについても直営オンラインストア「Microsoft Store」でダウンロード販売が10月18日より行われる予定だという。

また、Windows 8.1ラインナップの発表にともない、Windows 7のパッケージ製品販売終了も合わせて発表された。10月末時点で同社からの出荷が停止となるが、販売店などに流通している在庫については継続して販売される。