KDDI、沖縄セルラーは2日、同社の2013年冬モデルとして、Androidスマートフォンの新製品「DIGNO M KYL22」(京セラ製)を発表した。本体側面や上面を3mmまで薄型化し、滑らかな背面カーブのデザインを採用。防水対応の5インチモデルではクラス最軽量の135gを実現している。発売は11月下旬を予定。

「DIGNO S KYL21」

同製品は、本体側面や上面を3mmまで薄型化し、滑らかな背面カーブのデザインを採用したAndroid 4.2搭載スマートフォン。約5.0インチのフルHD TFT液晶を搭載し、防水対応モデルとしては、クラス最軽量の135gを実現。電源キーには京セラ製ファインセラミックスの「サーメット」を採用したことで、ワンランク上の高級感を演出している。

大画面でも、ロック解除、アプリランチャー、ステータスパネル表示、最近使ったアプリへの切り替えが片手で操作でき、画面全体を引き下げる「スライドスクリーン」、文字入力キーボードを使いやすい位置や大きさに変更可能な機能、従来の携帯電話の待受画面や操作感を踏襲した「エントリーホーム」など、操作性を重視した設計となっている。前述の電源キーは、本体を持った際、人差し指で押しやすい背面に配置し、画面の点灯や消灯もスムーズに操作できる。

バッテリーは2,600mAhで、2.7Aの急速充電に対応した卓上ホルダを同梱。ユーザーの好みで省電力設定ができる「省電力ナビ」、7日間使われていないアプリのバックグラウンド通信を自動停止する「オート通信制御」、動きを検知し静止時のみWi-Fiに自動接続する「インテリジェントWi-Fi」といった省電力機能にも注力している。

また、ディスプレイ部自体を振動させることで、駅のホームなど騒がしい場所でも通話相手の声が聞き取りやすくする「スマートソニックレシーバー」を搭載。VoIPアプリでの音声も聞きやすくなっているという。

その他、機能/通信面では、Eメール(~@ezweb.ne.jp)、ワンセグ、SMS、おサイフケータイ、NFC、赤外線通信、Bluetooth(ver.4.0+EDR)、最大接続数10台のWi-Fiテザリング、Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)、WIN HIGH SPEED、受信時最大速度150Mbpsの4G LTE、グローバルパスポート(LTE/GSM/GPRS/UMTS)、緊急速報メールなどに対応。防水性能はIPX5/IPX8等級で、IP5X等級の防塵性能も装備する。カメラは約1,300万画素(メイン)と約120万画素(サブ)のCMOSカメラを搭載。メモリは約32GB(ROM)と約2GB(RAM)で、外部メモリはmicroSDXC(最大64GB)に対応している。

サイズは約69(W)×138(H)×9.9(D)mm、重量は約135g(ともに暫定値)。カラーはホワイト、ブルー、ピンクの3色を用意している。

(記事提供: AndroWire編集部)